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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2016年01月30日(土)更新

今週の馬場傾向【冬の東京開催がスタート】


【東京芝】


■不良になると一気に遅くなるが、順延競馬ならやや遅い程度。先行差し互角。やや内有利


《Dコースの開幕週》

8月の日照が少なかったせいか昨年10月開幕時点の東京の芝はまだイマイチがっちり感がなかったが、10月・11月が暖かったせいかその後かなり状態を持ち直した印象だ。Cコースは2週5日間使ったが、その間は雨にも当たらず、傷みも進んでいなかった。今期初披露されるDコースの状態は間違いなくいいはずだ。

だが今週は金曜の夕方から降り出して今も降っており、雪になる可能性も少々ある。このまま降り続く可能性があって東京の金曜前日発売は取りやめになった。

明日もし競馬が行われた場合は芝は不良になる可能性がある。東京の芝は軟らかいので、速いほうへのブレは少ないが、馬場悪化するとかなり遅くなる。もし明日不良で行われた場合、2秒前後遅くなる可能性がある。その場合芝はかなり傷み、日曜日の時計も1秒程度遅くなくる可能性がある。

明日の競馬が順延になって、明後日からの開催になった場合。今の天気が渋っているのは大きな雲に日本全体が包まれているからで、大きな雲が行ってしまえば渋った天気が残る可能性は少ない。その場合明日の夜中にかなりの程度水はけし、日曜日には稍重あたりから始められそう。その場合は日曜が1.5秒前後遅い時計を想定する。※月曜に順延したとすると、月曜は0.5秒前後遅い時計を想定する。先行差し互角。やや内有利。




【東京ダート】


■含水多く速いダート。先行差し互角。やや外有利


本日の気温からして考えづらいが、JRA_HPの『馬場情報』欄に、凍結防止剤をまいた旨の記載がない。もしかすると今まいても雨で流れてしまうので見送ったのかもしれない。この週末のどこかのタイミングでまく可能性があるので注意しなければならない。

もし明日競馬があった場合は重~不良のダートで、2秒前後速い時計を想定する。日曜日に稍重になっても時計はほぼ同じ程度だろう。月曜日に競馬が順延された場合は多少乾いて1秒前後速い時計になる。先行差し互角。やや外有利。




【京都芝】


■雨量多く不良も芝がしっかりしているので内有利、先行有利


《Bコースの1週目》

昨年の秋以来Aコースは計19日間使われたが、先週になってもそれほど内が傷んだ印象がなかった。先週の京都は雨または雪予報が出ていたが、結局降らず、馬場発表は良、時計的にも土日ともタイム差なし前後で、それほど遅くならなかった。今週からBコースに変われば、内の芝が一新するため状態は確実によくなる。

だが今週は金曜日の朝から降り始めて20時現在までにすでに50ミリも降っている。気温が7℃と高いので雨が雪になる心配はほぼなさそうだが、明日の芝が不良から始まることはほぼ確実。ただし芝の状態がいいので内を走るメリットは健在。2秒前後遅い時計を想定する。日曜になると水が引いて稍重までか。0.5秒前後遅い芝を想定する。内有利、先行有利。




【京都ダート】


■土曜は速いダート、日曜は標準のダート。やや先行有利。やや内有利


先々々週から京都ダートはほぼカラカラの状態で、0.5秒前後遅い時計だった。だが先週雪予報があり、凍結防止剤をまいた。雨は降ってなかったが、気温が氷点下近く下がり、湿度もある程度高かったので、空気中の水分を吸った感じで、見るからにカラカラのダートではなくなっていた。土曜日はそれまでと同様に0.5秒前後遅い時計だったが、日曜になると1.6秒遅い時計になった。これは凍結防止剤を入れた影響と考えられる。

今週は金曜日の朝から降り始めて20時現在までにすでに50ミリも降っている。50ミリの雨では先週まいた凍結防止剤も半分以上流れてしまったはずだが、気温が7℃と高いのでダートが凍結する心配はなさそうで、土曜の夜の凍結防止剤の追加まきはないだろう。とはいえ凍結防止剤はもうほとんど残っていないはずなので、時計は速くなることが見込める。2秒前後速いダートを想定する。日曜日になると晴れて稍重程度までは回復が見込める。1秒前後速いダートを想定する。やや先行有利。やや内有利。




【中京芝】


■緩んだ芝にダメ押しの雨で時計がかかる。やや差し有利、外有利


《Bコース3週目》

先週の中京は降水量はゼロだったが馬場発表は稍重だった。降水量カウントできないくらいの細かい雨が降ったのだろう。土曜の10R頃小雪も降った。先々週まで中京の芝の状態はよかったが、やはり芝の傷みは着実に進んでいて、土曜日から外を回るようになり、日曜になると完全に外伸びと言えるような状態になった。土曜日は稍重でタイム差なし、日曜は良で0.5秒前後遅い時計になった。

今週は金曜日の朝から降り始めて20時現在までにすでに28ミリも降っている。明日のアサイチはほぼ不良で、3秒前後遅い時計を想定する。日曜は多少水が引くが、良まで回復するかどうかは微妙だ。1.5秒前後遅い芝を想定する。外有利、やや差し有利。直線部分の内の芝がいいので逃げ馬にも注意。




【中京ダート】


■土曜日は速めのダート、日曜日はある程度力の要るダート、内外互角、やや先行有利


中間にはほとんど降っていないが、金曜日の朝から降り始めて22時現在までにすでに28ミリも降っている。明日のアサイチはほぼ不良だろう。先週まいた凍結防止剤も半分以上流れてしまっているはずだが、まだ半分残っていると考え、不良としては控えめに1.5秒前後速くなると想定する。日曜は晴れて馬場状態もある程度回復するとして、0.5秒前後速い時計を想定する。内外互角、やや先行有利。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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