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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2016年03月11日(金)更新

今週の馬場傾向【週中の雨の影響は?】


【中山芝】


■路盤軟らかめだが芝の状態は依然よし。先行差し互角、やや内有利


《Aコース3週目》

先週日曜日9Rの潮来特別中山芝2500でM・デムーロ騎手が騎乗したディスキーダンスが最初の3~4コーナーをゆっくり膨らみ加減に外を回って、直線に向いてから内に入れていたことが印象的だった。いかにも芝が傷み始めた3~4コーナーの内を避けたような雰囲気だった。

とはいえ現在の中山の芝でハッキリ傷んでいるのはたぶん合流点すぎの4コーナーの内の短い範囲だけなので、芝2500mの1周目を除くとそんなに内を避けてばかりいたら勝負にならない。前出のディスキーダンスも2周目の3~4コーナーは内めを回っていた。ある程度内が傷んでいたとしても内を突くメリットが依然として残されているのが中山芝の特徴である。

先週は中間に雨がなく、週末も競馬終了まで雨が降らなかった。土日とも0.5秒前後速い時計だった。

今週は月曜日に39ミリ、水曜に19.5ミリ雨が降った。それ以降は降ってないし、週末も降らない見通し。土曜の5、7Rあたりは内に水分が残るかとも考えたが、金曜の午後には晴れ間もあったし、多少時計が遅めになる程度の考慮で十分そうだ。土曜は0.3秒前後速い時計、日曜は0.6秒前後速い時計を想定する。先行差し互角、やや内有利。




【中山ダート】


■ある程度含水のあるダート、やや先行有利、やや外有利


先週の中山は中間に降雨がなく、週末も競馬中は雨が降ってなかったが、砂の表面が濡れていて埃除けの散水をした様子だった。時計は土日ともタイム差なしだった。

今週は月曜日に39ミリ、水曜に19.5ミリ雨が降った。それ以降は降ってないし、週末も降らない見通しだが、金曜正午の馬場発表は重だった。土曜は稍重からのスタートになりそう。土曜中はある程度締まった状態になると考えて、0.5秒前後速い時計を想定する。日曜はタイム差なしを想定する。やや先行有利、やや外有利。




【阪神芝】


■芝の状態上々で多少路盤硬め。内外互角。やや先行有利


《Aコース3週目》

阪神には昨年の秋以来バーチドレンが入っていない。先週の阪神は1週間雨がない状態で、週末も曇ってはいたが雨は降らなかった。芝の状態も上々。洋芝が伸びた見かけとは裏腹にある程度前が止まらない状態になっていて、土日とも1秒前後速い時計だった。

今週の中間は水曜日に24ミリ降った。先週よりは乾いてないが、まだ内を避ける競馬にはならない。先週よりは多少かかって0.5秒前後速い時計を想定する。やや内有利。やや先行有利。




【阪神ダート】


■多少含水を残した標準的なダート。やや内有利、やや先行有利


先々週と同様、先週の阪神も1週間雨が降らない状態で、砂が白く乾いていかにもカラカラな状態だったが、意外と時計はかからず土日とも0.2秒速い前後の時計だった。現状いちばん時計がかかってこれくらいなのだろう。

今週は水曜日に24ミリ降り、金曜正午の時点で馬場発表は"重"。土曜は早々に良になると思うが、今週は一時的に気温が下がっているのでそれほど砂が乾かず、0.7秒前後速いダートを想定する。やや内有利、やや先行有利。




【中京芝】


■内めが伸びる芝で先行争い激化。やや差し有利。やや内有利


《Aコース1週目》

1回中京最終週は金曜日から土曜日の早朝にかけて30ミリ超も雨が降り、土曜日の芝は不良→重、日曜日が一日中重で競馬が行われた。土曜日の芝は3秒近く遅くなり、日曜日も1秒以上遅かった。当然Bコースにはかなりのダメージがあった。

今週は月曜日に3ミリ、水曜日に15.5ミリ降った。だが土曜日はよく晴れそうで、標準的な含水率の良の芝になりそう。前開催でBコース部分の芝が傷んだため、内めのほうが伸びる馬場になっているハズ。0.5秒前後速い時計を想定する。内を確保するための先行争いが激化しそう。やや差し有利。やや内有利。




【中京ダート】


■乾き気味の力の要るダート。内外互角、先行差し互角


今週は月曜日に3ミリ、水曜日に15.5ミリ降り、金曜日正午の馬場発表は"稍重"だが、3場の中ではもっともよく晴れそうで、土曜のスタートから良の競馬になりそう。乾き気味のダートになり、タイム差なし前後の時計を想定する。内外互角、先行差し互角。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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