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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2016年04月08日(金)更新

今週の馬場傾向【週中降水の阪神も時計は速そう】


【中山芝】


■急速に乾いて速くなる可能性ある。やや先行有利、内~中有利


《Bコース2週目》

先週の中山は木金と続けて芝への散水を行った上に、金曜の夜から土曜の早朝にかけて合計4.5ミリの雨が降った。にもかかわらず土曜の芝は朝から良だったが、土の飛び方などから稍重に近い含水率があったように見えた。土日を通じて曇っていたため日曜の時点でもある程度の含水が維持されていたようだった。土曜はタイム差なし前後の時計だった。日曜は0.4秒速い前後の時計だった。

今週の中間は木曜が一日中雨で46.5ミリ降った。金曜は晴れ、12時の馬場発表は『稍重』だった。金曜日は一日中晴れたので土曜は頭から良になると思う。開始直後は先週と同じくらいの含水率高めの良かもしれないが、先週と違って今週はカラッと晴れて気温も上がりそうなので、どんどん含水率は低くなっていく。土曜は0.5~1秒前後速い時計を想定する。日曜の時計は金曜の競馬終了後に水をまくかどうかでだいぶ変わってくると思うが、水をまかなかった場合は1~1.5秒前後速くなる可能性がある。水をまいた場合は土曜並の0.5~1秒前後速い時計に落ち着くだろう。やや先行有利、内~中有利。




【中山ダート】


■急速に乾くものの含水残るダート。先行差し互角、内外互角


先週は金曜の夜から土曜の早朝にかけて合計4.5ミリの雨が降った。また土日を通じて気温も上がらず曇の天気が続いた。そのため土曜のスタート時点から日曜の12Rまでずっと稍重だった。土曜は0.8秒前後速かった。日曜は馬場状態は同じ稍重でも最終的にはある程度乾いて0.4秒前後速かった。

今週の中間は木曜が一日中雨で46.5ミリ降った。金曜正午の時点の馬場発表は『不良』だった。だが先週とは違って気温も4℃くらい高くなっているし、土日を通じて晴れが見込めることから、ダートは急速に乾き、遅くとも土曜の午後には稍重になり、遅くとも日曜の午後には良に回復すると考える。シーズン終盤で多少ダートの時計が速くなっていることを見込んで、土曜は0.5秒前後速い時計を想定する。日曜はタイム差なし前後の時計を想定する。先行差し互角、内外互角。




【阪神芝】


■含水あるものの状態絶好でかなり速そう。やや内有利。やや先行有利


《Bコース2週目》

先週の金曜は小雨模様だったが、降水量にすると1ミリしか降らなかった。土日は曇りで、土曜日は1秒前後速く、日曜日は0.5秒前後速かった。

昨年の阪神は3月4月の毎週末に雨に降られ、桜花賞の芝もかなり傷んで時計が遅くなっていた。それに対して今年の阪神は途中経過においてもほとんど雨に降られることがなかった。また昨年の結果を踏まえてある程度芝を締め気味に管理していた様子で、それらが相俟って芝の状態がホントによさそうだし、時計も速い。

ただし今週は木曜に68ミリも雨が降り、金曜正午の馬場発表が『重』。だとしても現在の気温・日照なら土曜中に良に回復し、日曜の午後の時点ではある程度乾き気味の良になると考えていいのではないか。土曜は0.5秒前後速い時計を想定する。土曜より日曜のほうが芝が乾くことから、日曜は1秒前後速い時計を想定する。やや内有利。やや先行有利。

桜花賞は差し有利のコースで逃げ馬が断然人気だが、能力断然だし、今の馬場もスピードを生かせる。まともなら敗けなさそう。一方2、3番人気の差し馬にとっても展開向く上に切れ味も生かせる。波乱の余地小さそう。




【阪神ダート】


■急速に乾くものの含水残るダート。やや内有利、やや先行有利


先週の金曜は1ミリしか降らなかった。馬場状態は土曜からずっと良。土日は曇りで、土曜日は0.4秒前後速く、日曜日は0.2秒前後速かった。3着内馬番を見ると土曜日は二桁馬番ばかり、日曜日は一桁の馬番ばかりで、内外の有利不利がガラッと変わったように見えるが、全体の着順を見ればいずれもそれほどの偏りはなさそうで、これはたまたまそうなっただけと考える。

今週の阪神は木曜日に68ミリ降った。金曜日正午の馬場発表は『不良』だった。雨量は多いが金曜日から晴れている上に気温が上がっているし、週末もよく晴れそうなので砂は急速に乾くはず。土曜日中に稍重になり、日曜日の午後には良になると考える。だが最後までカラカラになるまではいかないだろう。土曜日は1秒前後速い時計を想定する。日曜は0.5秒前後速い時計を想定する。やや内有利、やや先行有利。




【福島芝】


■開幕週で芝の状態上々。先行差し互角、やや内有利


《Aコース1週目》

昨年秋の福島はラス前週の日曜日と最後の週の土日が雨の競馬になり、ある程度芝が傷んだことは間違いない。だがラス前週と最後の週の間にコース替わりがあったことから、同じところが集中的に傷む事態は避けられた。そのおかげかHPで現在の画像を見ても芝の状態はかなりよさそうだ。

福島も今週は木曜日に31ミリ雨が降った。だが他場と比べると雨量も少ないし、金曜日正午の馬場発表も稍重なので、土曜日は朝から良で競馬できると思う。土曜日が0.5秒前後速い芝を想定する。日曜日は0.5~1秒速い芝を想定する。先行差し互角、やや内有利。




【福島ダート】


■乾き気味で多少力のいるダート。内外互角、やや先行有利


今週の木曜日に31ミリ雨が降ったが、金曜日正午の時点ですでに重で、週末もよく晴れそうなので土曜の早々に良になりそう。福島ダートは昨年夏の時点でかなり速かったが、その後砂が入ったようで、秋の時計はそれほど速くなかった。今週はそこそこ砂が乾くことを考えて、土曜日は0.3秒前後速い時計と想定する。日曜日はタイム差なし前後の時計になると想定する。内外互角。先行差し互角。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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