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競馬コラム

城崎哲:馬場トレンドジャッジ

2016年05月28日(土)更新

今週の馬場傾向【ディーマジェスティの1枠1番は……】


【東京芝】


■Cコース替わりで内の状態よくなる。やや内有利、やや先行有利


《今週からCコース》

先週は火曜日に15.5ミリ降っただけで、その後は降らず、水、木、金、土に散水した。土曜はタイム差なしで、日曜は0.4秒前後速かった。土曜日はともかく、日曜日になると向正面後半~3コーナーにかけての内がかなり傷んで見えた。傷みの進行が春の東京にしては早すぎるが、昨年夏の日照不足の影響に加えて、昨年のBコース使用の6日間中3日間が稍重~重だった影響があるかもしれない。とはいえ4コーナーから直線にかけての内はそれほど傷んでなかったので、差し引きで内外イーブン程度になっていた。

今週は金曜日の午前中に10.5ミリ降り、金曜正午の馬場発表は“稍重”だったが、久々の雨なのですぐに水はけし、土曜は朝から良になるはずだが、含水高めの良だろう。土曜は0.2秒前後遅い時計を想定する。土曜日は曇り予報なので散水するかどうかが微妙だが、土曜日競馬終了後に散水すると想定し、0.2秒前後速い時計を想定する。

今週からCコースに替わるが、昨年雨に3日間当たったBコースに対して、Cコースは(週日に雨が降ってやや含水量多めだったものの)5日間競馬してすべて良だった。その分もともとの状態の良さがCコースのほうが上のはず。先週よりも芝の含水はやや高いかもしれないが、Cコース替わりで内の傷みはほぼカバーされ、内有利に戻ることは間違いない。やや内有利、やや先行有利。

リオンディーズとディーマジェスティが1番人気を競っている。先週も述べたが、このコースは内有利、差し有利がはっきりしている。ディーマジェスティの1番枠はかなり有利という印象。




【東京ダート】


■多少含水あり速めのダート。やや外有利、先行差し互角


先週の中間は火曜日に15.5ミリ降ったが、雨が降ったのはそれだけで、乾いたダートになった。時計は土日ともほぼタイム差なしだった。

今週は金曜日の午前中に10.5ミリ降り、金曜正午の馬場発表は“重”だった。シーズン終盤で水はけも悪くなっている可能性もあり、土曜日は稍重スタートか。いずれにせよすぐに良に回復するはず。土曜は曇り予報なので多少含水ありの良で、日曜は晴れて先週並に乾いたダートになりそうだ。土曜は0.5秒前後速い時計を想定する。日曜は0.2秒前後速い時計を想定する。やや外有利、先行差し互角。




【京都芝】


■傷みのほとんどない良馬場。内有利、逃げ・先行有利


《Dコース3週目》

先週の中間は月曜日に37.5ミリ、火曜日に0.5ミリ降り、金曜午後と土曜の競馬終了後に散水があった。週末はよく晴れて気温も30℃まで上がった。京都は野芝のベースががっちりしていてDコース2週目でもほとんど傷みがなく、土日とも良で0.3~0.4秒速い時計だった。

今週の中間は前半に晴れたが、木曜日に9.5ミリ、金曜日に3.5ミリ降り、金曜日正午の馬場発表が“稍重”だった。おそらく土曜日はアサイチから良になると思うが、土曜日は曇り予報なので芝の含水は残るはずで、0.2秒前後遅い時計を想定する。土曜の競馬終了後に散水があるかどうかは微妙だが、時期的に散水はあるものと考える。日曜日も日中曇りそうなので多少含水が残ると考え、タイム差なし前後の時計を想定する。

ただし含水が少しくらい高めで時計が多少遅くなったところで京都は芝自体がしっかりしているので、先週同様に内有利、逃げ・先行有利。




【京都ダート】


■多少含水あり時計はやや速め。やや外有利、先行差し互角


先週の中間は月曜日に37.5ミリ、火曜日に0.5ミリ降ったが、それ以降は晴れ、目いっぱい乾いたダートになった。時計は土曜日が0.7秒前後速く、日曜日がタイム差なし前後だったが、土日でそこまで馬場状態が変わったとは思えないので、たぶん土曜日の未勝利戦のレベルが高く、日曜の500万・1000万戦のレベルが低かったのだと考え、中間をとって土日とも0.3秒前後速かったと考える。

今週の中間は前半晴れたが、木曜日に9.5ミリ、金曜日に3.5ミリ降り、金曜日正午の馬場発表が“稍重”だった。土曜中には良になると思うが、先週ほど乾いたダートにはならないだろう。シーズンオフが近づいて京都のダートの時計も多少速めになっている様子。土日とも0.7秒前後速い時計を想定する。馬場が速くなる分、先週よりは差しが決まりやすい状態になるかもしれない。やや外有利、先行差し互角。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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