協力:
  • Googleログイン
  • ログイン
  • 無料会員登録
  1. トップ
  2. 無料コラム
  3. 馬場トレンドジャッジ
  4. 今週の馬場傾向【阪神は芝が他より丈夫?】
  5. RSSフィード ツイッター YouTube はてなブックマーク

競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2016年06月04日(土)更新

今週の馬場傾向【阪神は芝が他より丈夫?】


【東京芝】


■Cコース2週目でも芝は内がいい。まともなら内有利、先行有利


《Cコース2週目》

先週からCコースが使われている。Cコースは昨年5日間と先週2日間すべて良の競馬だった。今期の東京の芝は昨年の日照不足の影響が尾を引いて最初のうちそれほど状態がいいとはいえなかったが、ここへきて気温が上がり、日照も十分で、週日に適当に雨も降って芝の状態が相当持ち直している。一方で内から3m外のDコースは真冬の競馬で4週使われ、しかも稍重以上で競馬した週がそのうち3週なので、見かけはともかくそんなに状態はよくない。

普通はこうした状態をグリーンベルトがあるとはいわないが、内のほうが状態がいいという意味では実質的に目に見えないグリーンベルトがあると考えてもいい。ただしその差があまりに露骨だと馬が内に殺到して逆に内が不利になったり、ハイペースになりやすくなったりするので、判断は単純ではない。

先週は金曜日に10.5ミリ降ったが、午前中の雨だったし、散水代わりにちょうどいい程度の雨量で、土曜日はアサイチから良だった。Cコース替わりで土日とも0.7秒前後速い時計だった。とくに土曜日ははっきり内有利で、やや先行有利だった。日曜日は速くなりすぎて内外互角で先行差し互角になった。

今週は火曜日から雨がなく、水、木に散水があった。まだ芝の傷みは少なく、金曜日と土曜日の競馬終了後の散水を考慮に入れても先週並の速さになると考える。日曜日に雨が降る可能性はあるが、度外視できる雨量と考えて、土日とも0.7秒前後速い時計を想定する。前述したように芝は内がいいのでまともなら内有利、先行有利になると考えるのが基本。だが、だからこそ真逆のパターンにもなりうる。

安田記念は12頭立て。今の芝は内有利といってもこの頭数ならほとんど内外を気にする必要はない。モーリスの中心は揺るがない。最近チグハグなレースで着順を落としているイスラボニータが穴馬か。




【東京ダート】


■乾いていてもやや速めのダート。外有利。やや先行有利


先週は金曜日の午前中に10.5ミリ降り、土曜日は一日中曇りで馬場も稍重のままだった。日曜日は朝から晴れ、良になったが、時計的には0.7秒前後速かった。シーズン終盤になって若干時計が速くなっている様子だ。またこのところ日曜になると外の馬が活躍する傾向が続いている。

今週は月曜日に12ミリ降り、それ以降晴れが続いている。砂は目いっぱい乾いた状態になるはず。タイム差なし~0.2秒速い前後の時計を想定する。日曜日は曇って多少雨が降る可能性もあるし、ここへきて少し時計も速くなっている。0.5秒前後速い時計を想定する。外有利。やや先行有利。
先週は金曜日の午前中に10.5ミリ降り、土曜日は一日中曇りで馬場も稍重のままだった。日曜日は朝から晴れ、良になったが、時計的には0.7秒前後速かった。シーズン終盤になって若干時計が速くなっている様子だ。またこのところ日曜になると外の馬が活躍する傾向が続いている。

今週は月曜日に12ミリ降り、それ以降晴れが続いている。砂は目いっぱい乾いた状態になるはず。タイム差なし~0.2秒速い前後の時計を想定する。日曜日は曇って多少雨が降る可能性もあるし、ここへきて少し時計も速くなっている。0.5秒前後速い時計を想定する。外有利。やや先行有利。




【阪神芝】


■土曜に高速芝の出現可能性大。内有利、土曜日は先行有利、日曜日は先行差し互角


《Aコース1週目》

これまで他の中央場が2~3回エアレーションしているのに対して、今期の阪神は昨年夏の芝のメンテナンス時期にエアレーションをしただけで、その後一切エアレーションしていない。芝の軟らかさよりも芝の維持に重点を置いている甲斐あって、阪神の芝は丈夫で、なかなか傷みが進みづらい。

HPの記述に「野芝の生育を促すために更新作業を実施しました」とあるが、これは洋芝をはぎ取っていることを示す。JRA.HPの写真を見ると、前開催の芝のほうがふさふさして芝丈が長く見えるのはそのため。だが洋芝をはぎ取った状態でこれだけの写真写りなら、芝の状態は疑いなくいいし、かはり速い芝になっていると予想できる。

今週は月曜日に2ミリ降っただけで、その後は晴れが続いた。土曜日は乾いた状態になり、いわゆる「高速芝」が出現しそう。1秒以上速い時計になると想定する。だが日曜日は雨になる予報で、一転して重の競馬になりそう。それでも野芝がしっかりしているのでそんなには遅くならないだろう。タイム差なし~0.5秒遅い時計を想定する。いずれにせよ内有利、土曜日は先行有利、日曜日は先行差し互角。




【阪神ダート】


■土曜は力の要るダート、日曜日はガラッと速いダート。やや内有利、逃げ・先行有利


今週は月曜日に2ミリ降っただけで、その後は晴れが続いた。土曜日はカラカラのダートになりそうで、タイム差なし前後の時計を想定する。日曜は午前中に一定量の雨が降る予報が出ている。ちょうど2回阪神の最終日と同じような状況になると考えて、0.8秒速い時計を想定する。やや内有利、逃げ・先行有利。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

  • twitter
  • facebook
  • g+
  • line