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競馬コラム

城崎哲:馬場トレンドジャッジ

2016年06月10日(金)更新

今週の馬場傾向【東京はまだ内が生きている】


【東京芝】


■直線はまだ内のほうがいい。やや内有利、先行差し互角


《Cコース3週目》

先週は火曜日から雨がなく、水、木に散水があった。土曜日は乾き気味の芝で芝は0.5秒前後速かった。日曜日は競馬開始前に3.5ミリ雨が降り、朝一から5Rまでの芝が稍重になり、その後良に回復した。だが3時近くまで曇っていたこともあり、時計面ではそれほど変わらなかった。1日を通じて0.7秒前後遅かった。

Cコースの状態はいいハズだったが、先週の日曜日、たった3.5ミリの雨で芝の傷みがかなり進んだ。軟らかく作ってあることを考慮しても、水はけのいい東京の芝があの程度の雨であそこまで傷むのは、野芝の絶対量が少ないからだろう。とくに向う正面~3コーナーにかけての内が傷んだので、日曜日は外に持ち出す競馬が多かったが、正面直線の内はむしろ比較的よく、内の馬の好走が目立った。

今週は水曜日に0.5ミリ降り、水曜日に散水し、木曜日に2ミリ降った。土曜日は晴れ、日曜日は曇り後晴れの予報で、乾ぎ気味の芝になるだろう。先週向う正面の内めが傷んだが、見た目はともかくこれでやっと内外の状態が互角くらいになった印象。むしろ内に馬が殺到しなくなる分、内の馬がレースしやすくなる可能性もある。土日とも0.3秒前後速い時計を想定する。やや内有利、先行差し互角。




【東京ダート】


■乾いていてもやや速めのダート。やや外有利。先行差し互角


先週は月曜日に12ミリ降り、それ以降は晴れた。土曜日は良の競馬だった。日曜日の競馬開始前に3.5ミリ降り、ダートは1日中稍重になった。だが時計は土日ともほぼ同じで、0.8秒前後速かった。開催終盤でダートがやや速くなっていると同時に、水はけも多少悪くなっている様子だ。

今週は水曜日に0.5ミリ、木曜日に2ミリ降ったが、今の気温なら週末には含水は残っていないだろう。土曜日が晴れ、日曜日は曇り後晴れの予報なので、乾ぎ気味のダートになるが、先週の土曜よりも遅くならないと考えて、土日とも0.7秒前後遅い時計を想定する。やや外有利。先行差し互角。




【阪神芝】


■芝傷み少なく土日とも速い芝。内有利、逃げ・先行有利


《Aコース2週目》

先週は火曜日以降雨がない状態で土曜は1日を通じて良で1.4秒前後速い芝になった。ところが日曜の午前中に24ミリも雨が降り、5~7Rは重になり、9R、11Rが稍重になった。時計はタイム差なし前後だった。

土曜の芝の速さは予想の範囲内だったが、土曜の午前中に24ミリも雨が降って、なおかつタイム差なしの時計だったことは想定外だった。しかも日曜日に馬群が内を避けている様子も見られなかった。よほど野芝がしっかりしていなければこうはならない。

今週は火曜日に12.5ミリ降り、その後は晴れが続いた。梅雨入りしたにもかかわらず今週の土曜日は晴れ、日曜日もほぼ晴れまたは曇りの予報なので、ある程度乾いた速い芝になると予想できる。土曜は1.2秒前後速い時計を想定する。土曜日の競馬終了後の散水と曇り天気を見込んで日曜は0.5秒前後速い時計を想定する。いずれにせよ内有利、逃げ・先行有利。




【阪神ダート】


■乾いているがやや速いダート。やや外有利、先行差し互角


先週の中間は火曜日に2ミリ降っただけで、土曜日は乾いたダートになり0.5秒前後速かった。日曜は午前中に24ミリ降り、土曜は3Rまで不良になり、午後のレースも重で行われた。、時計は2秒近く速かった。

今週は火曜日に12.5ミリ降ったが、その後は晴れたので、土曜日のダートは乾いているハズ。だがシーズン終盤なのでそんなに遅くなることはなく、先週の土曜日並の0.5秒前後速い時計を想定する。日曜は曇る予報なので、それ以上乾かないとみて、やはり0.5秒前後速い時計を想定する。やや外有利、先行差し互角。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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