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競馬コラム

城崎哲:馬場トレンドジャッジ

2016年09月03日(土)更新

今週の馬場傾向【最終週こそ馬場状態に注意&台風について】


小倉の台風に関する予測


台風12号は速度が遅く、明日の昼頃に鹿児島にようやく到達する見込み。直近の2つの台風と違って今回の台風は前線とくっついてないし、西に高気圧もないので、遠く離れた場所に雨を降らせるようなタイプではないと思っている。

九州は真ん中に九州山地があることもあり、九州の南西の位置から北九州に影響が及ぶにはさらに時間がかかるはず。

たぶん明日の競馬終了後に雨になるのではないかという見立て。それまでは降っても小雨だと思うので、今週はあまり台風のことは気にせず競馬できると思います。




【新潟芝】


■外差し傾向がはっきりしてきた。外有利。やや差し有利


《Aコース6週目》

今週で新潟、小倉、札幌が終了し、夏競馬が終わる。

先週の新潟は月曜日に25ミリ、火曜日に4ミリ降り、土曜日の早朝にも1.5ミリ降った。だが馬場発表は土日を通じて良だった。時計は土曜日が0.2秒前後速く、日曜日は0.7秒前後速かった。土曜日がいくらか遅かったのは早朝の降水で含水があったためだろう。

今週は火曜日に41ミリ降って、それ以降は晴れ、土日も晴れが見込める。夏開催が始まって以降時計の変化はほとんどないし、見た目では芝の傷みはそれほど感じられない。今週も全体的な時計は先週までと大きく変わらないと考えて、0.5秒前後速い時計を想定する。ただし内めの芝は傷みつつあり、コーナーの外目を通り、直線では外に持ち出した馬のほうが好走しやすい傾向になっている。外有利。やや差し有利。




【新潟ダート】


■標準的な速さのダート。逃げ・先行有利、内外互角


先週は月曜日に25ミリ、火曜日に4ミリ、土曜日の早朝にも1.5ミリ降った。馬場発表は土曜の3Rのみ稍重で、それ以降は良だった。土曜日は0.1秒前後遅く、日曜日は0.3秒前後遅かった。

今週は火曜日に41ミリ降って、それ以降は晴れ、土日も晴れが見込める。土日ともタイム差なし前後の時計を想定する。逃げ・先行有利、内外互角。




【小倉芝】


■先週の不良競馬で一気に内が傷んだ。やや差し有利、やや外有利


《Bコース2週目》

先週は金曜日に5ミリ降り、土曜日は曇り、日曜日に53.5ミリ降った。土曜日は朝から良発表だった。土曜日はBコース替わりの効果で時計を戻し、0.2秒前後遅い時計になった。日曜日は3R以後が雨中の競馬で、とくに13~15時は毎時10ミリ越えの本降りになった。馬場発表は1Rが稍重で、3~9Rが稍重、10・11Rが重だった。雨量からすると10・11Rが不良にならなかったのが不思議なくらいだが、もともとの芝の状態がかなりよく、水はけもよかったのだろう。時計は1・3Rが0.3秒前後遅く、5・6Rは2秒前後遅く、9~11Rは3秒前後遅かった。

今週は月曜日に23.5ミリ、火曜日に2ミリ降り、それ以降は晴れている。週末も晴れるという予報だ。だが先週大雨の中で競馬した影響が微妙に現れそうだ。内めの芝が傷んだことは間違いない。Bコース替わりしたばかりの先週土曜日の時点である程度外差し傾向があったわけだから、今週はさらにそうなるだろう。ただし雨降って地固まるので時計自体は先々週よりも少し速くなるかもしれない。0.5秒前後遅い時計を想定する。やや差し有利、やや外有利。




【小倉ダート】


■台風の影響は最小限と見てジャッジ。やや外有利、やや先行有利


先週の中間は金曜日に5ミリ降り、土曜日は曇りで、0.2秒前後速かった。日曜日は53.5ミリ降ったが、日曜日のダート戦は早い時間に多かったので、水が浮いた不良になったのは12Rのみだった。そのため12Rを除くと大して時計が速くならなかった。12R以外は0.4秒前後速かった。不良になった12Rのみ2秒前後速くなった。

今週は月曜日に23.5ミリ、火曜日に2ミリ降り、それ以降は晴れている。朝晩多少秋を感じさせるようになってきたが、まだまだ暑いので含水が残りづらい。金曜夜から少々雨は降ったが、土日ともタイム差なし前後の時計を想定する。やや外有利、やや先行有利。




【札幌芝】


■夏の終わりを象徴する外差し馬場、先行差し互角、やや外有利


《Cコース3週目》

先週は月曜に15ミリ、火曜に32.5ミリ、金曜に2ミリ降ったが、週末は土日とも晴れて、馬場発表もずっと良だった。時計は土日とも0.3秒前後遅かった。だが先々週の不良の競馬の影響が残り、土曜日はまだ芝の傷みはさほど見えてなかったが、日曜日の後半のレースになると内の芝の傷みが明らかになってきて、レース結果にもはっきり出るようになっていた。

今週は火曜に6.5ミリ、水曜に3ミリ降った。先週の中間の降水は芝の再定着を促した可能性があるが、ここまで傷んでしまうともう回復はない。今週は土日とも晴れで開催できるが、内の傷みはレースが行われるたびにはっきりしてくるハズ。0.6秒遅い前後の時計を想定する。先行差し互角、やや外有利。




【札幌ダート】


■適度に乾いた標準的なダート。逃げ・先行有利、やや内有利


先週は月曜に15ミリ、火曜に32.5ミリ、金曜に2ミリ降ったが、週末は土日とも晴れて、馬場発表もずっと良だった。土日とも0.3秒前後速い時計だった。

今週は火曜に6.5ミリ、水曜に3ミリ降っただけ。土日とも晴れが見込める。先週同様の0.3秒前後速い時計を想定する。逃げ・先行有利、やや内有利。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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