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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2016年10月29日(土)更新

今週の馬場傾向【天皇賞秋ウィーク、Bコース替わりに用心!】


【東京芝】


■コース替わりで芝が全体よくなる。やや内有利、先行差し互角


《今週からBコース》

先週は月曜日に5ミリ降っただけで、それ以降雨は降ってない。開催日も曇りまたは晴れで、ある程度芝が乾いた状態だった。芝が乾いても時計は速くならず、土曜日が0.5秒前後遅く、日曜日は1秒前後遅い時計になった。

これは路盤が軟らかいまま芝の傷みが進んだためだろう。とくに日曜日は内の馬番の活躍が目立ったが、これは東京の芝コースがもともと内有利なのに加えて、比較的少頭数のレースが多かったことが影響していると思う。

今週からBコースになる。このコース移動により内側の3mがカバーされる。そうなると内側の芝がかなり良くなる。今週の中間は雨が降らなかったが、金曜日の夕方から深夜にかけて10ミリ程度雨が降った。

この先は低気圧が東北東に遠ざかるので雨が降ることはなさそうで、土曜日はほぼ曇り、日曜日には晴れそうだ。朝の時点では稍重発表だが、ほどなく良に回復すると思う。土曜のうちはある程度含水のある芝だが日曜の芝はすっかり乾いているはず。

コース替わりによって芝がよくなっているので、若干時計も速くなり、土曜が1秒前後遅い時計で、日曜は0.5秒前後遅い時計になると想定する。先週の時点でもある程度内有利だったくらいだから、普通に考えれば今週はさらに内有利になるはず。やや内有利、先行差し互角。

天皇賞秋の舞台である東京芝2000は芝ダ含めて日本のコースの中でもっとも逃げ不利、差し有利のコースだ。本文にはコース替わりで内有利になる、と書いたが、エイシンヒカリにとっては1番枠も大きな試練になる。

昨年控えて敗けたので今回は思い切って行くと思うが、この馬はスタートはいいものの二の脚は大して速くない。内枠に速い馬が集まったことを考えると内に閉じ込められるリスクもなきにしもあらず。それが3倍台という中途半端な人気に現れている。

個人的にはラブリーデイに期待。それとアンビシャス、ロゴタイプ、モーリス、ルージュバック、リアルスティールあたり。




【東京ダート】


■水分を含んでやや速いダート。やや外有利、先行差し互角


先週は月曜日に5ミリ降っただけで、開催日も曇りまたは晴れで、ある程度砂は乾いていたはずだが、時計は土曜日が0.4秒前後速く、日曜は1秒前後速かった。

今週は中間に雨は降らなかったが、金曜日の午後から夜にかけて10ミリ程度降った。土曜は稍重スタートになりそう。この先は雨はないので午後のどこかで良に回復しそうだ。日曜は晴れてやや含水ある良馬場。土曜は1.5秒前後速く、日曜は1秒前後速い時計を想定する。やや外有利、先行差し互角。




【京都芝】


■金曜夜の降水の影響は小さい。先行差し互角、内外互角


《Aコース4週目》

先週は月曜日に18.5ミリ降り、それ以降はおおむね晴れた。先週はまだ気温が20℃超あったので芝もある程度元気だった。土日は曇ったものの良馬場で、時計は土曜日が0.4秒前後速く、日曜日はほぼタイム差なしだった。

今週の中間は火曜日に2.5ミリ降っただけだが、金曜日の夜に7~8ミリ雨が降った。この先は曇りで、早ければ午前中には良に回復するはず。土曜はやや含水率高めの良だが、日曜日は晴れ、芝はどんどん乾いていく。先週の時点でもそれほど芝の傷みは目立たず、むしろ内の馬番の活躍が目立った。

今週は4週目だが、雨がさっさと止んだのでそんなに内が走りづらくなるということはないだろう。土曜日は0.5秒前後遅い時計を想定する。日曜日はタイム差なし前後の時計を想定する。先行差し互角。内外互角。




【京都ダート】


■含水高めでやや速いダート。先行差し互角で逃げ馬注意、やや外有利


先週は月曜日に18.5ミリ降り、その後は晴れて週末も晴れた。先々週もほぼ雨がなかったのに速かったが、先週はさすがに乾いたようで、多少時計がかかり、土日とも0.2秒前後速かった。

今週は金曜日の夜に8ミリ程度雨が降った。土曜朝の馬場発表は稍重だが、早ければ午後イチあたりに良に回復しそう。ただし含水高めで時計はやや速め。1秒前後速い時計を想定する。日曜日の京都はよく晴れそうで乾きも早そう。0.5秒少々速い時計を想定する。先行差し互角で逃げ馬注意、やや外有利。




【新潟芝】


■力の要る長い直線のバテ合い。やや外有利、やや先行有利


《Aコース3週目・今年の新潟ラスト》

先週は10日ほど雨が降らない状態で、土曜日は曇りの良、日曜日の競馬開始前にちょっとだけ雨が降ったがスタートから良で行われた。だが内回りの向う正面と、内外回りの3・4コーナーがやや傷み始めていて、土曜日が0.5秒遅く、日曜日は1秒前後遅い時計になった。

今週の中間は火曜日に3.5ミリ、水曜日に1.5ミリ降った。また金曜の夜から土曜早朝にかけて8ミリ程度雨が降って、土曜日は稍重からスタート。土曜は1.5秒前後遅い時計を想定する。日曜は良で1秒前後遅い時計を想定する。力の要る長い直線のバテ合いになりそう。やや先行有利。やや外有利。




【新潟ダート】


■含水高めでやや速いダート。やや内有利、やや先行有利


先週は土日とも乾き気味の良のダートで土曜日が0.4秒前後遅く、日曜日は0.8秒前後遅かった。

金曜の夜から土曜早朝にかけて8ミリ程度雨が降った。土曜早朝の馬場発表は重。ここへきて気温が低くなっているし、晴れ間もなさそうなので土曜中は回復したとしても稍重止まりか。0.5秒前後速い時計を想定する。日曜もおおむね曇り。稍重~良を想定し、タイム差なし前後の時計を想定する。やや内有利、やや先行有利。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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