協力:
  • Googleログイン
  • ログイン
  • 無料会員登録
  1. トップ
  2. 無料コラム
  3. 馬場トレンドジャッジ
  4. 今週の馬場傾向【例年より内が悪く見える東京】
  5. RSSフィード ツイッター YouTube はてなブックマーク

競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2016年11月05日(土)更新

今週の馬場傾向【例年より内が悪く見える東京】


【東京芝】


■Bコースでも最内に傷みが残っている。内外互角、先行差し互角


《Bコース2週目》

先週は中間には雨は降らなかったが、金曜日の夕方から深夜にかけて9ミリ降った。ある程度含水のある良だった。土曜は5Rまで稍重で、それ以降は良になった。開催日に雨は降らなかったものの日照もなく気温が上がらなかったため、良といってもやや含水高めの良だったと考えられる。時計は土日とも0.8秒前後遅かった。含水高めとしてもコース替わり直後の今時期の東京としてはかなり遅めといえる時計だった。

今週は中間の火曜日に5.5ミリ、木曜日に0.5ミリ降った。週末の気温の上がり方は先週並だが日照がある分、先週と比べれば多少乾いた良になりそう。といってもいきなり速くなることもなさそうで、土日とも良で0.3~0.5秒程度遅い時計を想定する。

先週からBコースだが、映像で見ると向う正面の内側には傷みがかなり残っていた感じ。ゴール前直線でも内を避けている様子が見られた。

例年なら今時期の芝ハゲは、洋芝が削げているだけで野芝は残っているから見かけより状態はいい…と書くのだが、今年は見た目通り傷んでいると考えたほうがいいのかもしれない。少なくとも内が止まらない東京のイメージはない。内外互角、先行差し互角。




【東京ダート】


■表面だけ濡れたダート。やや外有利、先行差し互角


先週は中間に雨は降らなかったが、金曜日の午後から夜にかけて9ミリ降った。土日とも曇りで日照はなかった。土曜は1日中稍重。日曜は良発表だったが、やや含水多めの良だったと考えられる。時計は土日とも0.5秒前後速かった。

今週は火曜日に5.5ミリ、木曜日に0.5ミリ降ったが、週末は土日ともよく晴れそう。土曜朝に埃除けの散水をするはずで、含水量自体は少なめだが、時計はそれほど遅くならず、土日とも0.5秒速い前後の時計を想定する。やや外有利、先行差し互角。




【京都芝】


■コース替わりの効果大で芝がかなり良くなる。内有利、逃げ・先行有利


《今週からBコース》

先週は火曜日に2.5ミリ、金曜日の夜から土曜早朝にかけて6ミリ降った。土曜日は曇りで日曜日は晴れ。やや含水ある芝で時計は土日ともほぼタイム差なしだった。

今週の中間は火曜日に0.5ミリ降っただけで、週末も土日とも晴れる見込み。水曜日から毎日散水しているし、土曜の競馬終了後にも散水するはずで、適度に含水ある良になると想定する。

先週(Aコース最終週)の時点でも3~4コーナーの内めを除けば芝がそれほど傷んでいたわけではないので、Bコース替わりにより傷んだ部分がほぼカバーされ、芝全体の状態がかなり良くなるハズ。0.3~0.5秒前後速い時計を想定する。内有利、逃げ・先行有利。




【京都ダート】


■やや乾き気味で標準的なダート。先行差し互角で逃げ馬注意、やや外有利


先週は火曜日に2.5ミリ、金曜日の夜から土曜早朝にかけて6ミリ降った。土曜日は曇りで日曜日は晴れ。土曜は1・4Rが稍重、それ以降は良になった。日照もあり気温もそこそこ上がったので砂が乾き気味で、時計は土日ともほぼタイム差なしだった。

今週の中間は火曜日に0.5ミリ降っただけで、週末も土日とも晴れ、先週並に気温も上がる見込み。良でタイム差なし前後の時計を想定する。先行差し互角で逃げ馬注意、やや外有利。




【福島芝】


■軟らかめの芝も開幕週。やや内有利、先行差し互角、土曜日は逃げ馬注意


《Aコース1週目》

今年の夏は台風ばかり来ていて、8月後半から9月にかけての日照が例外的に少なかった。2回福島の最終日は7月24日。その後「1~2コーナー、3~4コーナー及び正面の内側を中心に約11,200㎡の芝張替を実施」したわけだから、一番重要な、芝が定着すべき期間の日照不足が疑われる。

しかもその短い期間中にエアレーション、シャタリング作業までしている。きれいに洋芝が生えているので見かけはいいけれども、かなり軟らかめの芝になっている可能性が高い。耐久性の不足が表面化するのが来週以降だとしても、速くて止まらない開幕週の芝というイメージはない。

今週の中間は金曜日に0.5ミリ降ったたけ。その分毎日散水している。週末はよく晴れそうで、土日とも標準的な含水量の良を想定する。だが芝が軟らかめであることを考慮して土曜日は0.3秒前後速い時計を想定する。日曜はタイム差なし前後の時計を想定する。やや内有利、先行差し互角、土曜日は逃げ馬注意。




【福島ダート】


■含水量低めで多少力の要る良馬場。内外互角、やや先行有利、逃げ馬注意


今週の中間は金曜日に0.5ミリ降っただけ。だがそれだけ降ったせいで土曜日早朝の散水を見送った場合、かなり乾いて力の要るダートになる可能性がある。週末はよく晴れそうで、今時期としては気温も上がり、湿度も低く、含水量低めの良馬場を想定し、0.3秒遅い時計を想定する。内外互角、やや先行有利、逃げ馬注意。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

  • twitter
  • facebook
  • g+
  • line