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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2017年05月06日(土)更新

前線の動きにも注目しながら【今週の馬場傾向予測】

今週は北西から近づいてくる前線が、土曜日の昼から夜にかけて日本列島を掃いていきそうだ。だが冬の日本海側に雪が多いのと同じ理屈で、雨の大半は日本海側に落ちて、太平洋側には雨が降らないか、降ったとしても競馬終了後になりそう。土曜中に前線が太平洋側に抜けてしまうので、日曜は全国的に晴れそうだ。


【東京芝】


■芝が張り詰めて速い良馬場、やや内有利、やや先行有利


《Aコース3週目》

先週は中間にも雨がまったく雨が降らなかった。GWを迎えて一気に気温が上がっているので芝への散水が不可欠な状況だが、同時に連日の散水が芝の軟らかさを維持している面もある。先週は水~金に散水し、土曜日は0.2秒前後速かった。土曜日は散水を見送り、日曜日は0.6秒前後速くなった。

その後もまったく雨が降ってない。週末に雨が降る気配もなければ芝の状態もいい。先週は金曜日に散水して土曜日の散水は見送った。今週も同じパターンだとすると、もっと速くなる可能性がある。その場合当然土日とも良で、土曜は0.5秒前後速く、日曜は1秒前後速い時計を想定する。

たが土曜の夜に雨が降るか、または土曜に散水があれば0.5秒くらいタイムが変わってくるはず。その場合、土曜は0.2秒前後速く、日曜は0.7秒前後速い時計を想定する。いずれにせよ芝の状態よくやや内有利、やや先行有利。念のため直前の散水の有無もチェックしておいたほうがいい。

今週のG1はNHKマイル。賞金額からいうと、ダービーの1着賞金が2億円なのに対して、皐月賞、NHKマイル、桜花賞、オークスはだいたい1億円。ダービーを使わないならどれを勝っても儲けはほぼ同じだから、とくに牝馬にとってNHKマイルはオークスと並び立つ選択肢のハズ。

東京芝1600は基本的には差し有利。だがそのため逆にあまり速くならないこともある。今回のメンバーに先行馬は多いが、極端に速い馬はいない。じわじわと平均的に速くなる感じか。内外の有利不利はほぼフラットだが、17・18番はさすがに外過ぎる。個人的な注目はタイムトリップ、モンドキャンノ、アエロリット、ボンセルヴィーソ、ディバインコード、ジョーストリクトリ…の順。



【東京ダート】


■カラカラに乾いた力の要るダート。内外互角、先行差し互角


先週は中間に雨がなく、開催日もほぼ晴れた。土日ともカラカラの力の要るダートで土曜日は0.2秒前後遅く、日曜は0.4秒前後遅かった。

先週に引き続き今週もまったく雨が降ってない。土曜の開催後に小雨が降る可能性もあるが、気温が高いので早々に乾くハズ。先週同様にカラカラの良のダートになると考えて、土日とも0.2~0.4遅い時計を想定する。内外互角、先行差し互角。



【京都芝】


■乾き気味で速い絶好馬場。やや内有利、やや先行有利


《Cコース3週目》

先週は水曜日に6.5ミリ降った後は晴れが続いた。土曜のメインレース前に多少降ったらしいが、雨量はゼロだった。芝の状態上々で、直前の散水もなかったから、時計は当然のように速くなった。土曜は0.2秒前後速く、日曜は0.6秒前後速かった。とくに長距離の時計は馬場状態に左右されやすい。この馬場状態とメンバーを考えると天皇賞春のレコードは出るべくして出たといえる。

先週から引き続いて雨が降ってない。だが今週は散水に積極的で、火~金曜まで連続して散水している。しかも前線の通過する土曜日は湿度高めの曇り、または一時雨になる可能性もある。土曜日はやや含水ある良~稍重で、0.2秒前後遅い時計を想定する。日曜日は晴れ、先週ほどではないが芝が乾いて速くなり、0.2秒前後速い時計を想定する。やや内有利、やや先行有利。




【京都ダート】


■乾き気味のダート。土曜はやや内有利、やや先行有利、日曜はやや外有利、先行差し互角


先週は木曜日に6.5ミリ降った。その後の降水はなく、土曜は良になりタイム差なし前後の時計になった、日曜日は同じ良でもカラカラに近くなり0.3秒前後の遅い時計になった。土曜は内の逃げ・先行馬の活躍が目立ち、日曜は逆に外差しが目立った。日曜になって砂が乾ききったことが影響しているのかもしれない。

それ以降雨が降っていないが、土曜日に前線が通過するので多少湿度が高めのハズ。土曜は乾き気味の良でタイム差なし前後の時計、日曜は0.2秒前後遅い時計を想定する。先週の結果を参考に、土曜はやや内有利、やや先行有利。砂が乾く日曜はやや外有利、先行差し互角としておく。



【新潟芝】


■日曜には急速に芝が乾いて速くなる。逃げ・先行有利、やや内有利


《Bコース2週目》

先週は水曜日に21.5ミリ、木曜日に2ミリ、金曜日に0.5ミリ降った。だが土曜日は朝から良で土日ともタイム差なし前後の時計だった。開催前にエアレーションしているのでもう少し遅くなるかと思ったが、野芝の状態がいいようで思ったより速かった。また内の馬、逃げ・先行馬の活躍も目立った。

今週の中間は雨が降っていないが、北西からの前線が通り過ぎる関係で土曜には10~20ミリ程度の雨が降る可能性がある。ここでは稍重と想定し、0.8秒前後遅い時計を想定する。日曜にどうなるかは土曜の雨量にもよるが、前線が通り過ぎて以降よく晴れて気温が上がりそう。新潟の芝は水はけがよく、また状態もいいので、日曜の特別レースが始まる頃には良に回復すると想定する。日曜はタイム差なし前後の時計を想定する。やや内有利、先行差し互角。




【新潟ダート】


■乾き気味でも力の要るダート。やや先行有利、やや外有利


先週は水曜日に21.5ミリ、木曜日に2ミリ、金曜日に0.5ミリ降った。土曜は1日中稍重で1.8秒前後遅かった。日曜は良に回復したが、時計は遅いままで、1.6秒前後遅かった。春の新潟ダートの時計は遅くなることが多いのだが、それにしてもこれはちょっと異常な遅さ。今のところ原因は不明。

今週は中間の雨はないが、土曜日にある程度まとまった雨が降りそう。不良にならなければ新潟はそれほど時計が速くならないので、土曜は重で0.5秒前後速い時計を想定する。日曜は晴れて昼過ぎあたり良になりそう。先週の時計を踏まえて1秒前後遅い時計を想定する、やや先行有利、やや外有利。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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