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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2017年06月03日(土)更新

天候も良く『夏の芝』モードに【今週の馬場傾向予測】

京都は木金、東京は金曜日にまとまった雨が降ったが、西から高気圧が東上してくるため、週末はどちらの競馬場も晴れが見込める。


【東京芝】


■ほぼ夏芝で絶好に近い速い芝、やや内有利、やや先行有利


《Cコース2週目》

先週は金曜日の午前中と夜にそれぞれ降って合計18ミリ降った。また土曜日の早朝にも1.5ミリ降った。そのためある程度芝は緩んで、先々週より多少遅くなったが、それでも0.4秒前後速かった。今年は梅雨入りしないうちからもう夏といっていい気候なので、芝もすでに夏の芝だと考えたほうがいいようだ。

今週は木曜日に4ミリ降ったが、この程度の雨では芝を緩める効果はないハズ。まだCコース替わり2週目だし、内外ともに上々の速い芝だろう。先々週なみか、あるいはそれ以上に速くなると考えて、土日とも1.5秒前後速い時計を想定する。やや内有利、やや先行有利。


今週のG1は安田記念。舞台は東京芝1600だ。コース的な内外は互角。現在のコース状態から考えてもやはり内外互角のはず。コースとしては差し有利の範疇だが、マイルはスロー目のペースになることもあるので、逃げ・先行馬が来る展開も天秤にかける価値はある。今回逃げる候補は3~4頭いるが、「何が何でも」というタイプはいない。速くなりそうな気配は薄い。

ローテーション的には、大阪杯、京王杯SC、マイラーズC、および香港のチャンピオンズマイルから来る馬が集結する。その中では大阪杯から来る馬のレベルが一番高いハズ。ステファノスは金曜売りでは1番人気だったが、土曜午前中の段階では4番人気まで落としている。中心はこの馬。

相手筆頭がロゴタイプ。出走馬の中でG1馬は3頭だけ。そのうちG1を2勝しているのは昨年勝ち馬のロゴタイプだけだ。7歳馬だが陣営によると「昨年以上の状態で、さらに上積みがある」という。それで8番人気なら不当な人気薄といえるはず。

ロジチャリス、ヤングマンパワーにも人気以上のものがあると思う。後は人気馬が順当に強そう。



【東京ダート】


■カラカラに乾いた力の要る馬場。内外互角、やや差し有利


先週は金曜日の午前中と夜にそれぞれ降って合計18ミリ降った。また土曜日の早朝にも1.5ミリ降った。そのため土曜日は一日中重になったが、土日ともよく晴れて気温も上がり、土曜日は乾く過程で時計が大きく動いた。土曜のアサイチは2.5秒前後、最終レース頃は1.5秒前後速かった。日曜日は一日中稍重でアサイチは1.5秒前後速く、最終レースの頃には1秒前後速い状態になった。

今週は木曜日に4ミリ降ったが、前日の時点で馬場発表がすでに良だった。土日とも乾き気味の力の要るダートになり、タイム差なし前後の時計を想定する。内外互角、やや差し有利。



【阪神芝】


■八割方夏の野芝で速い芝コース。内有利、逃げ・先行有利


《Aコース1週目》

中間に「芝の更新作業をした」とあるのは、何がしかの方法で洋芝を減らして野芝を育ちやすくしたという意味のはず。HPの写真を見ても何となく色味が野芝っぽい。

考えてみると阪神には真冬の開催がなく、気温が高い時期の開催が多い。かつての管理では洋芝を大事にしすぎていたが、ここ数年は野芝の丈夫さを生かすように方向転換して成功したようだ。


昨年秋から数えるとすでにAコースは20回も使っている。だがそれも気にならないほど内外ともに芝の状態がいい。宝塚記念に備えて他場と比べて路盤を若干固めに管理しているのもまた効を奏しているようだ。

5月26日から7日間にもわたって毎日散水している。これは芝が速くなりすぎるのを避ける意味合いがあるはず。しかも木曜日に17.5ミリの降水もあった。だが金曜日は晴れ、八割方夏の野芝に近い状態(だと思う)ならば、それでもある程度速くなると考えて十分だろう。1秒前後速い時計を想定する。内有利、逃げ・先行有利。




【阪神ダート】


■ある程度乾いた遅めのダート。土日ともやや内有利、やや先行有利


木曜日に17.5ミリ雨が降ったので、土曜日のスタート時点では稍重でも、気温が上がって午後までには良に変わるだろう。

中間に路盤点検と砂厚調整をしている。前開催とは砂の質が変わる可能性があるので、速い・遅いは一概にはいえないが、土曜日は乾く過程のダートで、平均して0.3秒前後速い時計になると想定しておく。日曜はある程度乾いたダートになり、0.2秒前後遅い時計になると想定する。やや内有利、やや逃げ・先行有利。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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