
目指すは競馬だけでメシを食う!どうも、競馬JAPANの塚越タケシです!
実力馬が人気を落としたタイミングを狙い撃つスタイルで予想をするワタクシ塚越とラジオ日本でメイン解説を務める境和樹さんが、「今が買いドキ!」な馬券妙味満点の一頭を紹介します。
フェブラリーS[GI]
出走馬&有力馬ジャッジ
フェブラリーS (GI)
2月19日(日)東京ダ1600m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ジャスパープリンス | 牡8 | 58.0 | 田中勝 | 森秀行 |
2 | シャールズスパイト | 牡6 | 58.0 | Jモレ | Rアト |
3 | ケンシンコウ | 牡6 | 58.0 | Tバシ | 小西一 |
4 | ドライスタウト | 牡4 | 58.0 | 戸崎圭 | 牧浦充 |
5 | オーヴェルニュ | 牡7 | 58.0 | 福永祐 | 西村真 |
6 | メイショウハリオ | 牡6 | 58.0 | 浜中俊 | 岡田稲 |
7 | レモンポップ | 牡5 | 58.0 | 坂井瑠 | 田中博 |
8 | アドマイヤルプス | セ6 | 58.0 | 内田博 | 加藤征 |
9 | ショウナンナデシコ | 牝6 | 56.0 | 横山武 | 須貝尚 |
10 | テイエムサウスダン | 牡6 | 58.0 | Cルメ | 蛯名正 |
11 | ソリストサンダー | 牡8 | 58.0 | 菅原明 | 高柳大 |
12 | セキフウ | 牡4 | 58.0 | Mデム | 武幸四 |
13 | スピーディキック | 牝4 | 56.0 | 御神本 | 藤原智 |
14 | ヘリオス | セ7 | 58.0 | 武豊 | 西園正 |
15 | レッドルゼル | 牡7 | 58.0 | 川田将 | 安田隆 |
16 | ケイアイターコイズ | 牡7 | 58.0 | 横山和 | 新谷功 |

ついにGIの幕開けですね!
一発目はもちろんフェブラリーSです!張り切っていきましょう!

GⅠなだけに、いつもよりテンションが高いね。
でもツカゴシ君のGⅠといえば去年末の有馬記念で6人気2着のボルドグフーシュ、ホープフルSで14人気1着(単勝90.6倍)のドゥラエレーデを推奨した実績があるからね、まずはフェブラリーSで頼むよ。



GIは競馬の花形ですからね、皆さんの期待に応えられるよう頑張ります!
さて境さん、今年のフェブラリーSのメンバーを見て何か感じるものはありますか?

例年なら出走してきそうな馬が今年はいないんだよね。
まずはフェブラリーS2連覇中のカフェファラオがサウジ遠征で回避。さらに有力候補だったギルデッドミラーも残念ながら骨折で引退ということになった。

ギルデッドミラーの主戦である三浦騎手は悲願の初GI制覇に向けて大チャンスだっただけに、残念ですね・・・。また次の機会に頑張ってもらいたいものです。
とはいえ馬券となると話は別です!非常に混戦となり、高配当が望めそうじゃないですか?

その通りだね。軸選びもさることながら、相手選びが非常に難解な一戦になることは間違いない。
このあとドバイ遠征を控えていて、万全の仕上げで臨むのか微妙な馬もいるからね。ひょっとしたら大波乱になるかもしれない。

となると一層しっかり予想しなくてはですね。難解なフェブラリーSですが、大万馬券ゲットのチャンスです。
予想のとっかかりに困っている方は、ぜひ境さんを始めとしたプロ達による見解を参考にされてみてはいかがでしょうか?思わぬ穴馬が見つかるかもしれませんよ!
フェブラリーS[GI]
有力馬ジャッジ
(田中博康厩舎/坂井瑠星騎手)

まずは前走の根岸Sを快勝したレモンポップです。前哨戦を制した勢いでGI制覇に期待がかかりますが、いかがでしょう?

間違いなく有力だろうね。2走続けてライバル関係にあったギルデッドミラーが引退となったいま、抜けた人気を背負いそうだけれど、妥当な評価だろう。
前走の根岸Sは毎年のように先行馬が苦しんでいるレースなんだけれど、先行しマークされながらもキッチリ勝ち切ったあたり、能力にも疑いようがない。

やはりそうですよね。ではマイル適性が一つの焦点となりそうですが、ズバリ持つとお考えですか?

問題ないと考えているよ。2走前のマイルである武蔵野Sで2着、勝ってこそいないけど、相手は今回出てくれば人気を二分したであろうギルデッドミラーだからね。
レベルの高い一戦だったし、こちらは先行して的にされた影響もあった。距離について不安視する必要はあまりないんじゃないかな。

わかりました。では何か不安点はありますか?

あえて挙げるとすれば、内枠を引いた時に少々リスクがあるかな。というのも、まずフェブラリーSは外枠有利だということが一つ。
そしてレモンポップは前走でスタート時に若干バランスを崩し、先行するのに少し手間取ったんだ。外枠だったから良かったけれど、もし内枠で包まれていたら危なかったかもね。

なるほど。今回、内枠からスタートで後手を踏むと本来の先行策を取れない可能性があるということですね。
皆さん、レモンポップは外目の枠を引くことで信頼度が増す、このことを覚えておいてください!
(牧浦充徳厩舎/戸崎圭太騎手)

それでは次に全日本2歳優駿(JpnI)の覇者にして、未だ底を見せていない感のあるドライスタウトです。人気に押されそうですが、いかがでしょう?

好走しても全く不思議はないよね。というのも、ドライスタウトは未だ力負けをしたことが一度もないんだ。

なるほど、ドライスタウトは6戦4勝ですね。では敗れた2戦を振り返ってもらえますか?

まず前走のすばるS。2着に負けはしたけれど、4角から直線半ばまで勝ったバトルクライの川田騎手が外からドライスタウトをブロックする形だった。
その結果ドライスタウトは踏み遅れたんだけれど、ゴール前で急追してクビ差まで迫った内容を考えると、力はドライスタウトが一枚上だったと見ているよ。

前走で負けたことを悲観する必要はないと。
勝ったバトルクライは根岸Sでレモンポップに完敗の3着。バトルクライを物差しにするとドライスタウトは力が足りないとの見方がありますが、そうとは言えないということですね?

その通り。
そして3走前の兵庫CSでは離された4着に負けているけれど、スタート時に大きく躓いて、明らかにリズムを崩したことが敗因。つまり、2度の敗戦はあまり気にしなくて良いんだ。

なるほど。まだ実力の天井が見えていないんですね。
最初に指摘されたマイルへの適性次第ですが、今回で一線級との力関係がハッキリしそうです。

あと、気になる点が鞍上なんだよね。
一頭目で取り上げたレモンポップは戸崎騎手が主戦で、フェブラリーSの前哨戦である根岸Sをコンビで完勝した。普通ならコンビ継続なんだけれど、戸崎騎手は今回ドライスタウトに騎乗するんだ。

確かに少し違和感がありますね。ドライスタウトも主戦は戸崎騎手ですが、レモンポップは前哨戦を勝ち1人気が確実視されていますから。

レモンポップはフェブラリーSへの出走を迷っていた経緯が影響しているかもしれない。
けれど早々に戸崎騎手はドライスタウトへの騎乗を決めていたあたり、実力はレモンポップと五分と見ていたとしても、マイルならドライスタウトに分があると判断している可能性があるよね。レモンポップの評価をする上でも、大事な見立てになりそうだ。
フェブラリーS[GI]
今が買いドキ!塚越の推奨馬

それじゃ、ツカゴシ君のおすすめをお願いしようか。

了解です!波乱含みということで、思い切った推奨をしていきますよ!
(西園正都厩舎/武豊騎手)
先行馬に利があると見て、ヘリオスに期待します!
今年のフェブラリーSは先行馬が少なく、逃げ候補の一頭であるショウナンナデシコはハナに拘らない構え。去年まさかの逃げから2着に粘ったテイエムサウスダンですが、鞍上が異なり今年も行くかは微妙なところ。であるならばヘリオスが楽に先行でき、ハナも十分に考えられます。
ヘリオスは、まず3走前の南部杯(JpnI)2着が光ります。今回出走してくれば1人気争い濃厚だったフェブラリーS2連覇のカフェファラオ相手に逃げてハナ差まで食い下がった内容は高評価すべきでしょう。しかも直線入り口でカフェファラオに並びかけられながら、ゴール寸前まで先頭を死守した姿には驚かされました。
今年はレモンポップの動きが肝心ですが、距離不安がささやかれる中で早めに前を潰しに行くと終いが甘くなる可能性があり、仕掛けを遅らせたいところ。レモンポップより後ろの馬たちは、あくまでレモンポップに合わせた動きをするはず。すると前に行ったヘリオスがギリギリまでほっとかれ、あれよあれよと残るシーンが思い浮かびます。

鞍上・武豊騎手のフェブラリーSと言えば、2019年の覇者インティ。当時はマイペースで逃げてクビ差V。逃げの武騎手は正確な体内時計から絶妙なラップを刻んでくれます。
3走前で王者カフェファラオ相手に大接戦を演じたヘリオスと、インティでこのレースを逃げ切った武騎手とのコンビでアッと驚く激走を見せてほしいです!距離適性こそ違いますが、インティの面影を感じるのは僕だけでしょうか。

今回はヘリオスか。おそらく人気は全くないだろうから、馬券に絡んだら高配当の使者になってくれそうだね。
それに前走はハナを切りそうだったところ、内の馬が少々強引に主張してきて競られたことが響いたよね。

そうなんですよね。前走の大敗は気にするべきではなく、一気に人気を落としそうですし絶好の狙い目だと思っています!

ということでここまで波乱模様のGIフェブラリーSを見ていただきましたが、GI予想には前哨戦の評価が最も大事と言っても過言ではありませんよね。
競馬JAPANは根岸Sと東海Sの前哨戦二つで◎〇▲がキッチリ好走しダブル的中しているんです!

ダート路線の序列を見極めている証拠だよね。前哨戦を仕留めたことは、必ず本番に繋がる。
また、芝のレースに目が行きがちで、ダートとなるとイマイチ良くわからないって方もいるだろうから、ぜひ僕たちの見解を参考にして頂きたいね。

僕も競馬を始めた当初は芝だけになりがちでしたから、ダート路線が分からない方のお気持ちが良くわかります。
だからこそ、手っ取り早く的中のヒントを競馬JAPANのプロ予想陣から教えてもらっちゃいましょう!今週は、ラジオ日本メイン解説担当・境さん、東大卒・水上さんらのプロフェブラリーSの最終結論を公開します!
何事もその道のプロに教えてもらうことが上達の近道。皆さん、一発目のGIから的中発進で行きましょうね!

最後までご覧いただきありがとうございました!
次回はフェブラリーSの出走馬&有力馬ジャッジを2月12日(日)に公開します。お楽しみに!