函館記念 (GⅢ)
6月29日(日)函館芝2000m
馬名 | 性齢 | 想定情報 | |
---|---|---|---|
騎手 | オッズ | ||
マコトヴェリーキー | 牡5 | 北村友一 | 3.1 |
ハヤテノフクノスケ | 牡4 | 横山武史 | 5.2 |
マイネルモーント | 牡5 | 丹内祐次 | 9.4 |
ヴェローチェエラ | 牡4 | 佐々木大輔 | 10.5 |
ランスオブクイーン | 牝4 | 斎藤新 | 13.3 |
トップナイフ | 牡5 | 横山和生 | 18.9 |
ディマイザキッド | 牡4 | 岩田康誠 | 21.4 |
アルナシーム | 牡6 | 藤岡佑介 | 33.2 |
ボーンディスウェイ | 牡6 | 木幡巧也 | 35.1 |
グランディア | セ6 | 三浦皇成 | 37.2 |
マイネルメモリー | 牡5 | 菱田裕二 | 41.9 |
キミノナハマリア | 牝5 | 鮫島克駿 | 55.3 |
サンストックトン | 牡6 | 浜中俊 | 80.7 |
アウスヴァール | セ7 | 古川吉洋 | 103.5 |
タイキラフター | 牡5 | ○○ | 131.7 |
ポイント①番組選択&鞍上配置のナゼ

今回のメンバーの中で色々と掘り下げ甲斐のある一頭がハヤテノフクノスケだ。鞍上配置もそうだし、この距離で出て来るのも気になるところだな。

その辺り、何か聞いているハナシはあるのかな。

まずは鞍上配置。と言っても、望来が降ろされたってワケじゃない。イギリスで武者修行に勤しんでいるタイミングだから、いないのは陣営も織り込み済みだな。
当然、公式発表より前のタイミングで方々に挨拶をしているだろうから、寝耳に水ってことはない。フクノスケ陣営は十分に余裕がある中で、かなり早い段階から武史を確保していたらしいんだよ。

函館に強い武史ジョッキーのことだから、当然、他の馬の依頼もあっただろうね

そうみたいだな。中には有力候補と目される馬もいたようだが、フクノスケの先約を優先したってハナシだ。
昨年の函館リーディングジョッキーをしっかり確保して来るあたり、陣営はここでしっかり勝ち負けまで持っていきたい気持ちがあるんだろう。それは番組選択からも見て取れる。

直近は比較的長い距離を使って来たこの馬が、なぜ2000mの重賞にってところだね。

これについてはシンプルで、秋に向けた賞金加算を念頭に置くと、この条件は結構オイシイってのが背景にあるよな。
実はオープン勝ちどころか連対もない馬で、ハンデ戦ならかなり楽な斤量で乗れる。現在の賞金では秋に大きいところを使えないから、長い距離に拘って定量戦で勝負するよりも、軽斤量のここでしっかり勝ち星をって判断だな。

それは間違いないね。それに、「直近は長い距離を使って来た」って言い方をしておいてなんだけど、2000mでも【2-2-0-1/5】の最低4着と崩れがないよね。

そうそう。近走ですっかりステイヤーの印象がついている人も多いかもしれないが、実は中距離でやれるクチ。
ここで結果が出れば今後も中距離路線を狙って来そうな雰囲気があって、ここは賞金加算という意味でも、今後に向けた試金石という意味でも重要な一戦になりそうだ。

ここを使った後の目標がどこになるか、という点も含めて注目したい一頭だね。
ありがとうブライアン。私からは函館の馬場の話を。
ポイント②洋芝に囚われるな!

開幕週から相当速い時計が出ている今の函館。昨年と比較しても相当速い決着が増えていて、洋芝で時計がかかりやすいというイメージは全く当てはまらないね。

新馬のレコードが大幅に塗り替えられていたからな。かなり時計が出る前提で予想しないといけないな。

このレースに限って見ても、近10年で2分オーバーの決着になったのは3度だけ。いずれも稍重~重での開催だから、基本は2分を切る決着になると思っておいた方がいい。
しかも、今年は例年より2週早い開催なんだ。

確かにな。例年なら「思ったより時計が速いから注意してね」程度で終わりそうなところだが、今年からはそうも行かないと。

そうそう。開幕から日が短ければ短いほど、馬場がキレイで時計も出やすい。読者の皆さんには、例年を越えた高速決着を視野に入れて予想を組み立ててもらいたいね。

この辺り、実は関係者の中にも感覚がアップデートされていない人がいるからな。時計がかかった方がいい馬だから洋芝の函館に、なんて言っている陣営もチラホラいてさ。今年もそんな話を耳にしたら、要警戒ってことでコッソリお伝えさせてもらうぞ。
さて、今週はここまで。函館記念が終われば今年も半分が終わったことになるからな。下半期をいい形で締めくくるべく、今週も徹底リサーチだ!

そうそう、函館ってのは競馬JAPANとても結構自信があるコース。
一発目の函館SSでも馬連2240円をお届けして好発進。
当然、次は函館記念でガッチリ獲らせてもらうつもりだぞ。今も北海道から耳ヨリ情報がバンバン届いているところ。これらをまとめて週末にはとっておきの一頭をお届けするつもりだから、気になったそこのあなたは競馬JAPANに登録ヨロシク!