
目指すは競馬だけでメシを食う!どうも、競馬JAPANの塚越タケシです!
実力馬が人気を落としたタイミングを狙い撃つスタイルで予想をするワタクシ塚越とラジオ日本でメイン解説を務める境和樹さんが、「今が買いドキ!」な馬券妙味満点の一頭を紹介します。
金鯱賞[GⅡ]
出走馬&有力馬ジャッジ
金鯱賞 (GⅡ)
3月12日(日)中京芝2000m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|
1 | アラタ | 牡6 | 57.0 | 横山典 | 和田勇 |
2 | マリアエレーナ | 牝5 | 55.0 | 松山弘 | 吉田直 |
3 | ハヤヤッコ | 牡7 | 57.0 | 幸英明 | 国枝栄 |
4 | ディープモンスター | 牡5 | 57.0 | 団野大 | 池江泰 |
5 | ワンダフルタウン | 牡5 | 57.0 | 和田竜 | 高橋義 |
6 | ルビーカサブランカ | 牝6 | 55.0 | 西村淳 | 須貝尚 |
7 | グランオフィシエ | 牡5 | 57.0 | 坂井瑠 | 久保田 |
8 | バイオスパーク | 牡8 | 57.0 | 森泰斗 | 浜田多 |
9 | ポタジェ | 牡6 | 59.0 | 岩田望 | 友道康 |
10 | フェーングロッテン | 牡4 | 57.0 | 松若風 | 宮本博 |
11 | ヤマニンサルバム | 牡4 | 57.0 | 浜中俊 | 中村直 |
12 | プログノーシス | 牡5 | 57.0 | 川田将 | 中内田 |

今週は第59回目を迎える伝統の重賞、GⅡ・金鯱賞を見ていきます。2年前は3連単78万3010円の超高配当が出た一戦ですね!

最低人気・単勝2万2730円のギベオンが勝ち、高配当の使者になったレースだね。

ギベオンは逃げ切りでの勝利でした。逃げ馬は恵まれるケースがありますから、常に注意を払わなければいけないと改めて実感しました。

加えて過去10年では上がり最速馬が3勝のみで、内2頭はサートゥルナーリアとダノンプレミアムという名馬クラス。
馬券内に範囲を広げても30頭中僅か5頭で、リスグラシューとサトノダイヤモンドが追加されるのみなんだ。

上がり性能よりも先行力が重要な舞台ということですね。読んでくれている皆さんには、まず前に行ける伏兵馬をチェックしてもらいたいですね。

うん。位置取りと展開が大事になってくるから、まずは脚質に注意を払って予想を組み立てるのが良いかもしれないね。

そうですね。予想次第では大いに高配当が望める金鯱賞。ぜひ境さんをはじめとしたプロの見解を参考にして馬券にお役立てください!
金鯱賞[GⅡ]
有力馬ジャッジ
(中内田充正厩舎/川田将雅騎手)

まずは前走のGⅢ・中日新聞杯で1人気に支持されながらも4着だったプログノーシスです。今回も人気が予想されますが、いかがでしょう?

実力は最上位だろう。まず3歳時のGⅢ・毎日杯で後のダービー馬シャフリヤールと0.3秒差3着は好評価。
以後もGⅡ・ローズS覇者のアンドヴァラナウトに0.5秒差付けて勝っていたり、3走前の勝ちタイムは前週のGI・大阪杯を上回るなど、完勝続きでOP入りを果たした。

3走前の当時は、大阪杯に出ていても好勝負していたと見る人もいました。それほど強い勝ち方をしていましたからね。

そうだね。
ただ、出遅れたり道中で折り合いを欠きやすいタイプなだけに、どうしても後方からの競馬になってしまう。だからこそ近2走で取りこぼしとも言えるレースが続いているんだよね。

2走前は直線で狭くなるシーンがあっての2着。前走は内目を立ち回った馬が上位を独占する中で、大外から良く伸びてきましたが4着ですね。

ここ2走共にプログノーシスが最も強い競馬をしてはいる。ただ、積極的に位置を取りに行けない分どうしても勝ち身に遅い。
スローになり前が楽をするような展開になると、今回も勝ち切れない可能性は十分にあると思うよ。

わかりました。
冒頭でもお話頂いたように、金鯱賞は上がり最速を使うだけでは厳しいレースですから、プログノーシスが届ききれないパターンはシッカリと頭に入れたいですね!

鞍上がコンビ4戦4勝の川田騎手になる今回、立ち回りに注目かな。
ある程度の位置を取ってくる可能性はゼロじゃない。今後プログノーシスが活躍するためには、新味を見せたいところだからね。
(吉田直弘厩舎/松山弘平騎手)

続いては前走のGⅢ・愛知杯で2人気3着だったマリアエレーナです。今回も上位人気になりそうですが、いかがでしょう?

まず振り返るべきは2走前のGI・天皇賞秋。向正面に差し掛かった時に他馬のアオリを受けて危うくラチに激突するシーンがあったよね。

本当に危なかったですよね。よく回避して戻ってきてくれました。

ヒヤッとしたよね。そこからはリズムを取り戻してよく走った。
パンサラッサが大逃げしたけれど、2番手以降は実質スローの上がり勝負。上位とは切れ味に差が出て7着も、今回は明らかにメンバーレベルが落ちるから、当時だけ走れば好勝負だろうね。

前走の3着はどう見ていますか?

前走は逃げ馬の直後を確保し、絶好の展開だったと思うけれど、馬場が悪い内目を走ったことで若干伸びを欠いた印象だ。
勝ったアートハウスは一枚上の実力馬だし、0.5秒差はあまり悲観しなくて良いと思うよ。

マリアエレーナは去年に初重賞制覇しましたし、充実度に目が行きますね。

そうだね。クロフネ産駒って成長力に若干欠けるイメージだけれど、マリアエレーナは珍しく成長力があるタイプなんだ。
それに左回りの方が良いし、先行力もある。今後の活躍に向けても楽しみな一戦だ。
金鯱賞[GⅡ]
今が買いドキ!塚越の推奨馬

ではツカゴシ君のおすすめを聞こうか。

了解しました!
(中村直也厩舎/浜中俊騎手
金鯱賞への適性抜群なヤマニンサルバムに期待します!
まずヤマニンサルバムは中京4戦4勝、さらに内2勝は今回と同じ2000mですから、コース相性は文句なしです。
加えて見逃せないのが脚質。常に安定して先行するセンスがあり、それでいて上位の上がりも使えます。金鯱賞というレースは冒頭にもお話頂いたように、直線の決め手だけでは勝ち切ることが難しい一戦。好位で立ち回れるヤマニンサルバムにはもってこいの舞台と言えます。
昇級戦となった前走は4角でポジションを下げる格好。直線でも追い出しを待たされるロスがありました。それでもラストは鋭く伸び、2着ドーブネとはアタマ差の3着。スムーズだったらヤマニンサルバムが2着だったはずです。
さらにドーブネは次走のGⅡ・中山記念で3着ですから、ヤマニンサルバムの方が強いレースをしていたことを考えても、今回が初重賞チャレンジでも見劣りはしません。
得意な舞台で馬券内、あるいは一気にVゴールまでも期待します!

ヤマニンサルバムか。ここにきて成長著しいから、十分期待を持てると思うよ。楽しみだね!

心強いお言葉、ありがとうございます!

ということでここまで日曜に行われる金鯱賞について解説して頂きましたが、土曜には行われる中山牝馬Sは、何と去年173万馬券を的中した一戦なんです!
15人気1着のクリノプレミアムに▲!12人気2着のアブレイズに◎!馬連でも10万6850円、3連単は驚きの173万7720円となりました!

もうあれから一年がたつのか。未だ鮮明に覚えているよ。帯封のインパクトは相当だからね(笑)。

会員さんからの反響もすごかったですし、僕ら競馬JAPAN一同、大変盛り上がりましたよね!

そうだね。今年も同じような的中を、いや、さらなる高配当をゲットできれば最高だよね。

今から楽しみですね!
さらに去年は金鯱賞も3連単1万0610円的中!フィリーズレビューでも1万1440円的中しましたよ!
去年大フィーバーだった特別な週末が今年もやってきます。今年もラジオ日本メイン解説担当・境さん、東大卒・水上さんらプロによる重賞3鞍全ての最終結論を無料公開!皆さん、ぜひ競馬JAPANに注目頂き、予想にお役立てください!

最後までご覧いただきありがとうございました!
次回は阪神大賞典の出走馬&有力馬ジャッジを3月12日(日)に公開します。お楽しみに!