
目指すは競馬だけでメシを食う!どうも、競馬JAPANの塚越タケシです!
実力馬が人気を落としたタイミングを狙い撃つスタイルで予想をするワタクシ塚越とラジオ日本でメイン解説を務める境和樹さんが、「今が買いドキ!」な馬券妙味満点の一頭を紹介します。
中山記念[GⅡ]
出走馬&有力馬ジャッジ
中山記念 (GⅡ)
2月26日(日)中山芝1800m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ダノンザキッド | 牡5 | 57.0 | 北村友 | 安田隆 |
2 | ソロフレーズ | 牡8 | 57.0 | 武士沢 | 佐藤吉 |
3 | イルーシヴパンサー | 牡5 | 57.0 | Mデム | 久保田 |
4 | ドーブネ | 牡4 | 56.0 | 武豊 | 武幸四 |
5 | シュネルマイスター | 牡5 | 58.0 | Tバシ | 手塚貴 |
6 | ソーヴァリアント | 牡5 | 57.0 | 横山武 | 大竹正 |
7 | ナイママ | 牡7 | 57.0 | 柴田大 | 武藤善 |
8 | トーラスジェミニ | 牡7 | 57.0 | 原優介 | 小桧山 |
9 | ショウナンマグマ | 牡4 | 56.0 | 石橋脩 | 尾関知 |
10 | モズベッロ | 牡7 | 57.0 | 大野拓 | 森田直 |
11 | ヒシイグアス | 牡7 | 57.0 | 松山弘 | 堀宣行 |
12 | スタニングローズ | 牝4 | 55.0 | 吉田隼 | 高野友 |
13 | ラーグルフ | 牡4 | 56.0 | 菅原明 | 宗像義 |
14 | リューベック | 牡4 | 56.0 | 田辺裕 | 須貝尚 |

2023年一発目のGIが終わりましたが、皆さんいかがでしたでしょうか?
興奮冷めやらぬところではありますが、次は例年レベルの高いメンバーで行われるGⅡ・中山記念です!

去年の勝ち馬は皆さんご存じパンサラッサ。
過去には2冠馬ドゥラメンテや香港でGI2勝のウインブライトなど、なかなか豪華な重賞だよね。

パンサラッサはここを勝利後にドバイターフを制覇、ウインブライトもクイーンエリザベスⅡ世Cを制しましたね。今年の勝ち馬もその後にGIを勝利するのか大変見ものです。

また、この重賞は過去10年の勝ち馬が全て4角4番手以内なんだ。コース形態が故の結果なんだけれど、実力馬でも適性に合わず惨敗する姿が多く見られる。
仮に実績が乏しい馬でも、舞台適性や展開利が見込める人気薄を積極的に狙っていくことで、十分大きい配当を得られる可能性があるね。

過去10年で1人気が馬券に絡んだのも3回のみですから、クセのある重賞ですよね。今年は果たしてどうなるのでしょうか?
中山開幕週ということで、馬場読みも必須となります。的中のヒントを手っ取り早く知りたいという方は、ぜひ競馬JAPANを隅々までご覧くださいね!
中山記念[GⅡ]
有力馬ジャッジ
(大竹正博厩舎/横山武史騎手)

まずは前走でチャレンジC2連覇を成し遂げたソーヴァリアントです。人気に押されそうですが、いかがでしょう?

ソーヴァリアントは有力視しているよ。何と言ってもチャレンジC2勝が共にハイパフォーマンスだった。それに2勝それぞれのレース内容が異なったんだよね。
※共にソーヴァリアントV
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【21年】
前半38.2-後半34.0(0.6秒差1着)
【22年】
前半34.8-後半36.0(0.3秒差1着)

21年はスローからの上がり勝負、22年はタフなレースと、正反対の中でソーヴァリアントは完勝していますね。

そうなんだ。どちらか一方で強いならまだしも、性質の異なる2戦共に楽勝しているあたり、能力の高さは間違いない。
加えて、中山芝1800mはスタートから急坂があるためスローペースになりやすく、先行馬が有利になる傾向がある。ソーヴァリアントは先行タイプで舞台適性文句なしだ。

わかりました。ソーヴァリアントは初の1800mとなりますが、その点についてはいかがでしょう?

確かに未知ではあるし、先ほど挙げたチャレンジC2戦が2000mで、そこでのパフォーマンスが異常に高かった分、もしかしたら2000m特化型かもしれない。
もっとも、繰り返すけれど、コース適性にマッチした先行馬だからね、やっぱり軽くは扱えないね。

初距離でも極端に不安視する必要はないと。

そうだね。
今年は大阪杯でのGI制覇を目標に置いていると思うけれど、今回でまた強い競馬を見せてくれればチャンスは十分だと思うから、注目だね。
(手塚貴久厩舎/T.バシュロ騎手)

続いてはGI・NHKマイルCとGⅡ・毎日王冠の覇者であるシュネルマイスターです。いかがでしょう?

まず実績だけれど、NHKマイルCではソングラインを、毎日王冠ではダノンキングリーを負かしていて、相手は共に安田記念の勝ち馬だから文句なしに高評価だ。
21年のマイルCSではスムーズさを欠きながら2着確保も立派だね。

シュネルマイスターは去年の安田記念でも直線で踏み遅れながらクビ差2着と強かったですよね。
高い実績を誇るシュネルマイスターですが、近3走は不振が続いています。どう見ていますか?

3走前のスプリンターズSは次走のマイルCSを見据えての一戦で、正直勝ちに来ていたとは思えないので度外視可能。
ただ、次のマイルCSではスムーズに行かないところがあったにせよ、本来の末脚を発揮せず5着は不満が残る。前走の香港マイルもリズムに乗れなかったとはいえ、4角から全く手ごたえがなく惨敗と、少し心配だね。

かつての勢いに陰りが見えていますよね。大事な2023年の始動戦ですが、復活となりますでしょうか?

シュネルマイスターは中山適性に欠けると思うんだよね。それに1800mは毎日王冠で強い相手に勝利しているけれど、東京の1800mと中山の1800mはまるで異なる。
ソーヴァリアントの時に言ったけれど、今回は先行力が活きる舞台。ところがシュネルマイスターに先行する武器はなく、道中で巻き返す機動力にも乏しい。厳しいレースになるんじゃないかな。

少々手厳しい評価ですね。今回はあくまで抑え程度に留めておくのがベターですか?

だと思うよ。もし今回で着順に関わらず復活の兆しが見えたら、シュネルマイスター得意の東京で狙うのがおすすめかな。
中山記念[GⅡ]
今が買いドキ!塚越の推奨馬

ではツカゴシ君のおすすめを聞こうか。

分かりました!好メンバーだけに気合も入っていますよ!
(高野友和厩舎/吉田隼人騎手)
中山1800mへの適性抜群なスタニングローズを推奨します!
過去10年、4角4番手以内の馬が全勝と先行有利な中山記念において、スタニングローズは全11戦中8回が4角4番手以内ですから非常にレース特性へマッチしています。さらに中山2戦2勝、そのいずれもが重賞ですから舞台適性は完璧でしょう。
GIのオークスで2着、秋華賞では1着と実績も申し分なし。さらにスタニングローズが負かした馬も強力で、アートハウスが今年のGⅢ・愛知杯V、ナミュールとプレサージュリフトは今月のハイレベルだったGⅢ・東京新聞杯で2、3着に好走しています。相手に恵まれてのGI好走でないことは確かです。
前走の大敗は重馬場が堪えたもので、完全に度外視可能。今週の日曜日は晴れ予報ですから、まず巻き返してくれるでしょう。トリッキーな中山1800mで武器になる先行力と機動力を活かし、牡馬相手でも好勝負してくれると思います!

スタニングローズの前走14着は、中間の過程から明らかに秋華賞より一段落ちるデキだったと思うんだよね。
それに比べて、今回はシッカリ立て直しているし、前走以上の態勢は間違いないだろう。この強力なメンバー相手にどれだけやれるか、非常に楽しみだね!

心強いお言葉ありがとうございます!メンバーが強力な分、オッズもある程度つくと思うのでスタニングローズからおいしい馬券をゲットしたいと思います!
ということでここまで豪華メンバーの中山記念を見ていただきましたが、波乱もあるということで万馬券ゲットのチャンスですね!
競馬JAPANは去年の中山記念はもちろん、阪急杯も読み通りにダブル的中!中山記念は3連単5万0380円。阪急杯でも3連単1万5510円をゲットしました!

1日に重賞連続的中すると、参考にしてくれた方はもちろん、僕たちも気分が良いよね。皆さんが喜んでくれることで、予想のプロをやっていて良かったと思えるから。
あと、今年の阪急杯はピピクシーナイトが復帰予定だったけれど残念ながら回避。出てくれば人気間違いなしだっただけに、混戦模様となったね。

そうですね。ただ混戦となれば配当妙味も出てきます!難解となればプロの見解を参考にし、乗ってみる手もアリかもしれませんよ!
今週は、ラジオ日本メイン解説担当・境さん、東大卒・水上さんらプロによる中山記念&阪急杯の最終結論を公開します!
皆さん、2重賞共に競馬JAPANをチェックして、オイシイ馬券を取っちゃってください!

最後までご覧いただきありがとうございました!
次回は弥生賞の出走馬&有力馬ジャッジを2月26日(日)に公開します。お楽しみに!