札幌記念2024｜夏の大一番！金脈は大箱適性にアリ！出走予定馬/予想オッズ

まずはダービー馬・シャフリヤール。

去年の札幌記念では11着とサッパリだったが、当時は道悪の影響で特殊な馬場。本馬は３歳時の神戸新聞杯で圧倒的な支持を集めながら不良馬場に泣いて４着だったように、馬場が湿るとパフォーマンスを落とすタイプだ。ゆえに去年の大敗は度外視でＯＫ。

今回は当初騎乗予定だった松山が騎乗停止で、ユタカちゃん(武豊)が手綱を取る。一週前追い切りでは「もう少し弾けてほしかった」とコメントしていただけに、最終追い切り、及び直前の気配には要注目だ。

前走のドバイＳＣでは金脈ホースに指名していて、２着に好走。未だに実力の衰えは見えないし、ダービーを制しているように大箱向き。当然、札幌への適性も高い。巻き返しを期待したいな。

シャフリヤールが制したダービーで３着。ステラヴェローチェも侮れないぞ。

前走の安田記念は道中で折り合いを欠いたことで９着に敗れたが、２走前の大阪杯では内前が断然有利の中、一頭だけ後方外から突っ込んで４着。大阪杯で最も強い競馬をしたのはステラヴェローチェと見て良い。

あと、良馬場向きのシャフリヤールとは異なり、コッチは稍重以上で３勝３着１回と抜群の道悪適性を誇る。もし当日、馬場が渋って他馬が脚をとられるようなら一気に台頭チャンス。傘マークを目にしたら必ず注目してほしい。

プログノーシスはもちろん有力です。

この馬は、デビューしてからずっと後方で脚をタメて直線で弾けるという競馬オンリーでした。ところが、去年の札幌記念では道中で少しずつポジションを上げていき、４角出口では２番手と驚きの競馬。モデルチェンジを伺わせる走りだったんですよね。

しかし、その後は以前のような後方待機策に戻った点に注目。道中で動いていく競馬をしたのは、去年の札幌記念だけなんです。

つまり、プログノーシスは札幌のコース適性が抜群に高いということ。でなければ去年のような走りはできないはずです。

当然、連覇が視野に入りますよ。

巴賞１着にクイーンＳ２着。北海道シリーズで２戦２連対と、北の地で活躍したアロマティコを母に持つジオグリフにも注目。札幌2000ｍへの適性はピカ一だと見ています。

３走前の中山記念で３着。当時は復活したという見方をされていた感がありますが、個人的には、ずっと使う舞台を間違えていただけって思うんですよ。別に適性があるとは言えないダートに４回出走して馬柱が必要以上に汚れていますが、コーナー４つの中距離戦と得意の舞台に戻れば好走して当然ですからね。

もちろん、ココは要注目です。