皐月賞 (GⅠ)
4月18日(日)中山芝2000m
馬名 | 性齢 | 想定情報 | |
---|---|---|---|
騎手 | オッズ | ||
クロワデュノール | 牡3 | 北村友一 | 2.1 |
サトノシャイニング | 牡3 | 西村淳也 | 6.8 |
エリキング | 牡3 | 川田将雅 | 10.5 |
ジョバンニ | 牡3 | 松山弘平 | 12.5 |
ヴィンセンシオ | 牡3 | C.ルメール | 18.9 |
ミュージアムマイル | 牡3 | J.モレイラ | 21.6 |
ジーティーアダマン | 牡3 | 岩田望来 | 25.3 |
キングスコール | 牡3 | 藤岡佑介 | 31.2 |
マスカレードボール | 牡3 | 横山武史 | 41.8 |
ピコチャンブラック | 牡3 | 石橋脩 | 48.7 |
カラマティアノス | 牡3 | 戸崎圭太 | 51.2 |
ファウストラーゼン | 牡3 | 杉原誠人 | 67.3 |
アロヒアリイ | 牡3 | 横山和生 | 71.4 |
フクノブルーレイク | 牡3 | 松岡正海 | 75.1 |
ニシノエージェント | 牡3 | 津村明秀 | 84.9 |
マジックサンズ | 牡3 | 佐々木大輔 | 88.3 |
ジュタ | 牡3 | 坂井瑠星 | 95.0 |
ドラゴンブースト | 牡3 | 丹内祐次 | 106.6 |

いよいよ牡馬クラシック一冠目、皐月賞だね。

兼ねてから言っていることだが、もう関係者の盛り上がりが凄くてな。
こっちが質問するまでもなく、アノ馬は凄い、アノ馬は怪しいなんて話が色んな人の口からバンバン出て来るんだよ(笑)。

業界もかなり盛り上がっているのを肌で感じるよね。
現場の熱をお客さんにも伝えられるように、皐月賞週も張り切って参りましょう。それでは早速ブライアンから、このレースのポイントをよろしく。
ポイント①一強ムードでも勝負に燃える漢たち

世間はクロワデュノールの一強ムードでも、ここに懸ける想いは負けていないジョッキーがゴロゴロいることに注意したいな。
ってことで、今回のポイントはかかりつけジョッキーに注目!だ。

デビュー時からコンビを組んできて、ずっとその馬を評価しているようなジョッキーは確かに見逃せないね。 世の中が一強ムードであればあるほど、この馬だってやれるんだ!という想いも強くなりそうだ。

そうなんだよ。今回のメンバーで言えば
・ピコチャンブラック×石橋
・ファウストラーゼン×杉原
・キングスコール×佑介
・フクノブルーレイク×松岡
辺りが、勝負に燃えていること間違いなしのコンビだな。

どのジョッキーも、今回騎乗する馬を相当気に入っているよね。

ジョッキーサイドからハナシを聞く度にべた褒めしているくらいだからな。かなりお熱だってのが伝わって来るよ。
GⅠである以上、どの陣営にとっても勝負の一戦であることは確か。ただ、それを加味しても、今名前を挙げた面々は相当な勝負度合いで挑んで来ること間違いナシだ。

もちろん、それらを迎え撃つクロワデュノールと北村騎手の勝負度合いも相当なものだよね。

そうそう。キタトモがクロワデュノールに懸ける想いの強さは、ホープフルSのインタビューを見れば明らかだよな。
しかも、クロワデュノールは、かつてコンビで春秋グランプリ制覇を果たしたクロノジェネシスと同陣営。となれば、あの馬で桜花賞やオークスを獲れなかった苦い思い出も燃料になるだろう。
チャレンジャー達が勝ってもクロワデュノールが全員返り討ちにしても、どちらに転んでも激アツな一戦で、今からワクワクが止まらないね。

今年はどんなドラマが生まれるのか、非常に楽しみですね。

編集長からもこのレースのポイントを教えてくれ。
ポイント②皐月賞はとにかくタフさだ!

毎年口を酸っぱくして言い続けていることだけど、皐月賞が行われる中山芝2000mはスタミナの要求値がかなり高い。
スタート直後とゴール前の2回坂を登らないといけない上に、直線が短いが故に早めの追い出しも必須になるから、額面の距離以上にタフなコースなんだ。

クラシック三冠の中でも一番距離が短い皐月賞が、かなりのスタミナを要求するってのは案外盲点になりがちだよな。
でもって、血統的にもスタミナを裏付ける要素が欲しいってハナシだろ。

察しがいいね。タフさが光る皐月賞で狙いたいのはズバリ、凱旋門賞血統です。ご覧のように、歴代の好走馬はかなりの割合で凱旋門賞血統を内包しているんだ。
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23年:1着ソールオリエンス(母父モティヴェイター)
22年:2着イクイノックス(母母父トニービン)
 3着ドウデュース(父母父トニービン)
21年:2着タイトルホルダー(母父モティヴェイター)
 3着ステラヴェローチェ(父c)

トニービンやバゴは自身が凱旋門賞を制覇。モティヴェイターに関しては自ら凱旋門賞を制することこそ無かったものの、産駒のトレヴが13年・14年で凱旋門賞連覇の偉業を達成した名種牡馬だね。

因みに、去年はこの血統傾向に該当しなかったのか?

そうなんだよ。というのも、去年はジャスティンミラノが1.57.1秒のレコード勝ちを果たした年で、2、3着馬もそこから0.1秒以内での入線。
あれだけ極端な高速馬場になっちゃうと、スタミナよりスピード、馬キャラより単純な位置取りの方が大事になるんだよね。
今年の中山については、時計自体は出ているけど、昨年みたいに固くて綺麗な速い馬場って感じでもない。あとは前日~当日の馬場状態に注意だけど、基本的には凱旋門賞血統向きの馬場でやれそうだと見ているよ。

状況が変わると好走血統が足枷にもなり得るってのは興味深いよな。
それに、血統面からのジャッジに限らず、当日の馬場は勝負の明暗を分ける重要なファクター。そこもキッチリ加味してとっておきの金脈ホースをお届け予定だから、週末を楽しみに待っていてくれよ!

因みに、手前味噌でなんだが、中山重賞はめちゃくちゃ調子が良いんだよ。
今年も人気を問わず金脈馬が激走ラッシュ!この勢いで皐月賞もいい馬をピックアップするから、期待していてくれよ。
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