天皇賞・春 (GⅠ)
5月4日(日)京都芝3200m
馬名 | 性齢 | 想定情報 | |
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騎手 | オッズ | ||
ヘデントール | 牡4 | D.レーン | 2.8 |
サンライズアース | 牡4 | 池添謙一 | 3.5 |
ショウナンラプンタ | 牡4 | 武豊 | 6.9 |
ジャスティンパレス | 牡6 | 鮫島克駿 | 10.2 |
ビザンチンドリーム | 牡4 | A.シュタルケ | 17.3 |
ハヤテノフクノスケ | 牡4 | 岩田望来 | 21.5 |
ブローザホーン | 牡6 | 菅原明良 | 26.1 |
マイネルエンペラー | 牡5 | 丹内祐次 | 30.5 |
ワープスピード | 牡6 | 横山和生 | 31.8 |
プラダリア | 牡6 | 松山弘平 | 45.6 |
シュヴァリエローズ | 牡7 | 北村友一 | 58.9 |
リミットバスター | 牡5 | 岩田康誠 | 74.4 |
ジャンカズマ | 牡7 | 野中悠太郎 | 97.4 |
アラタ | 牡8 | 大野拓弥 | 150.5 |
ウインエアフォルク | 牡8 | 幸英明 | 254.3 |

いよいよ怒涛の7週連続GⅠが始まるね!

これはワクワクするよな。毎週GⅠが楽しめるってのは最高だよ。
現場も大盛り上がりだから、この熱を少しでも皆さんにお伝えしたいところだね。

さて、そんなGⅠラッシュの初戦は天皇賞・春です。 早速ブライアンからこのレースのポイントを解説してもらいましょう。ブライアンよろしく!
ポイント①4歳馬の序列付けがカギ

今年はズバリ、4歳馬に注目したいね。
このレース自体、過去10年中7年で4歳馬が馬券に絡んでいるレース。そして、今年の4歳世代はかなり粒ぞろいってのも重要なポイントだな。
世代の代表格、ダービー馬ダノンデサイルはAJCCとドバイSCを勝利。中央重賞では今挙げたAJCCを含めて4歳馬が11勝と勢いバツグンだ。

この路線で言うと、ダイヤモンドSを勝ったヘデントール、阪神大賞典を勝ったサンライズアースがともに牡馬4歳だね。

前年の菊花賞馬、アーバンシックこそ出て来ないものの、この馬も出走していれば間違いなく上位争いの一角になっただろう。
ステイヤーに絞っても今年の4歳馬は結構いい馬が揃っていて、長距離戦線の勢力図がガラッと塗り替わる一戦になりそうな予感だ。
ここで悩ましいのが、その4歳馬同士の序列づけだよな。

今年出走予定の4歳馬5頭が一堂に会したレースって実はないんだよね。
5頭中4頭、サンライズアース以外が揃ったのは昨年の菊花賞。その時はヘデントールが最先着の2着だったけど、4着のショウナンラプンタは2着と同タイム、5着ビザンチンドリームは0.1秒差とかなりの僅差だったね。

その菊花賞にいなかったサンライズアースと、菊花賞4着のショウナンラプンタが阪神大賞典で激突。この時はサンライズアースが勝って、4着のショウナンラプンタには1.1秒も差をつけている。
これらを繋げて、じゃあサンライズアースが世代トップですね、なんて簡単なハナシだったら楽なんだけどな(笑)。

そう単純じゃないところも競馬の面白さだね。それに、菊花賞では8着に敗れたものの、その後は自己条件でしっかり連勝しているハヤテノフクノスケの位置付けも難しいところだ。

この辺りはギリギリまで吟味したいところ。週末に改めて結論を出すから、それまで楽しみにしていてくれよな。
さて、編集長には、このレースで狙いたい血統についても教えてもらおう。
ポイント②消耗戦ならトニービン

天皇賞・春と言えば、やっぱり伝統的にトニービンが強いよね。
トニービンの血は消耗戦にすこぶる強くて、みんながバテて来て脚が上がってくるようなタイミングで、しぶとく脚を使えるという特徴があるんだよね。

なるほどな。いくらステイヤーとは言え、3200mを楽々こなせるってワケじゃない。苦しくなったシーンでもう一押しに繋がるのがトニービンの血ってワケだ。

そうそう。トニービン絡みでいえば、やっぱりハーツクライだよね。僕も15年に10人気で3着した時に本命にしてたカレンミロティックが代表例。
他にも以下のように人気を問わず好走馬を輩出しているね。
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23年:3着シルヴァーソニック(母父トニービン)
20年:3着ミッキースワロー(母母父トニービン)
17年:2着シュヴァルグラン(父母父トニービン)
16年:2着シュヴァルグラン(同上)

そうすると、さっき名前が挙がった4歳馬のハヤテノフクノスケがここでも出て来るワケだ。この馬の父ウインバリアシオンはハーツクライの仔で、血統的にも侮れない存在だな。そこも含めて、4歳馬をどう扱うのか、非常に興味深い一戦だ。
具体的な序列づけに関しては週末を待って欲しい!7週連続GⅠの一発目から、とっておきのネタをお届けするべく、絶賛リサーチ中だ。4歳馬の最新情報に限らず、馬券に役立つこぼれ話があればドンドンお届けするつもりだぞ。乞うご期待!

因みに、今回の天皇賞・春は結構自信があってさ。
というのも、長距離戦で金脈馬が続々好走していてるんだよ。
長距離戦は馬の実力がモロに出る、誤魔化しの効かないレース。そんなレースだからこそ、プロの見る目が活きるってワケ。
天皇賞・春でも徹底的なリサーチと熟慮の上で渾身の一頭をお届け予定だから、気になったそこのアナタは競馬JAPANに登録ヨロシク!