
目指すは競馬だけでメシを食う!どうも、競馬JAPANの塚越タケシです!
実力馬が人気を落としたタイミングを狙い撃つスタイルで予想をするワタクシ塚越とラジオ日本でメイン解説を務める境和樹さんが、「今が買いドキ!」な馬券妙味満点の一頭を紹介します。
弥生賞[GⅡ]
出走馬&有力馬ジャッジ
弥生賞 (GⅡ)
3月5日(日)中山芝2000m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 |
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1 | レヴォルタード | 牡3 | 56.0 | 横山武 | 手塚貴 |
2 | ワンダイレクト | 牡3 | 56.0 | Cルメ | 藤岡健 |
3 | アームブランシュ | 牡3 | 56.0 | 吉田豊 | 竹内正 |
4 | トップナイフ | 牡3 | 56.0 | 横山典 | 昆貢 |
5 | フォトンブルー | 牡3 | 56.0 | 戸崎圭 | 武幸四 |
6 | タスティエーラ | 牡3 | 56.0 | 松山弘 | 堀宣行 |
7 | ゴッドファーザー | 牡3 | 56.0 | 武豊 | 萩原清 |
8 | セッション | 牡3 | 56.0 | Bムル | 斉藤崇 |
9 | ヨリマル | 牡3 | 56.0 | 横山和 | 上村洋 |
10 | グリューネグリーン | 牡3 | 56.0 | Mデム | 相沢郁 |

いよいよ皐月賞トライアルのGⅡ・弥生賞です。皆さん、クラシックが目前に迫ってきましたよ!

年明けからもう3か月がたって弥生賞か。本当に競馬をやっていると月日が過ぎるのが早いね。

本当にそうですね。弥生賞がくるともう春競馬到来っていう印象を受けますから、考えるだけでワクワクしちゃいます。

弥生賞の結果はもちろん皐月賞に繋がる。さらに勝ち馬が2年続けて菊花賞を制しているようにとても将来性のあるレースなんだ。

タイトルホルダーとアスクビクターモアですね。
特にタイトルホルダーは菊花賞のみならず天皇賞春と宝塚記念まで勝っていますから、今年の勝ち馬にも活躍を期待したいです。

そうだね。しかも去年の2着馬は後のダービー馬であるドウデュースだから、今後に向けて見逃せない一戦だ。
あと今年は、出走予定だったキングズレインとマイネルラウレア、更にはグランヴィノスも回避。有力候補の3頭だっただけに、混戦模様になってきたね

となると人気薄の台頭にも期待が持てますね!
3歳戦は各馬の成長曲線の見極めも必須ですから、迷った際はぜひプロの見解を参考にしてみてください!ビックリする穴馬が見つかるかもしれませんよ!
手前味噌ですが、中山2000mと言えば去年末のGI・ホープフルSで14人気1着ドゥラエレーデを推奨できた条件なので、今回も皆さんに喜んでもらえるよう頑張ります!


今回もおもしろい穴馬を見つけているらしいじゃないか。期待してるよ!
弥生賞[GⅡ]
有力馬ジャッジ
(堀宣行厩舎/松山弘平騎手)

まずは回避馬が続出する中、人気を集めそうなタスティエーラについてお話を頂きます。いかがでしょう?

今回のメンバーなら実力は上位。まず何といっても新馬戦の勝ち方が文句なしだったんだ。
レースのラスト3F11.2→11.1→11.2秒の瞬発力勝負の中、残り300m程から突き放す一方。勝ち時計の1.47.2秒も新馬戦として優秀だ。

好内容の新馬戦から、前走の共同通信杯では2人気に押されましたが結果は4着でした。

確かに馬券外ではあったけれど、内容はまずまずだったと思うよ。
レース前半5Fが60.5秒のスローで流れ、結果は前に行った2頭のワンツー。タスティエーラは直線で他馬と脚色が同じで4着止まりだったけれど、好メンバーだったからね。むしろデビュー2戦目で互角にやれたことを評価すべきじゃないかな。

それでは今回の中山2000mへの適性はいかがでしょう?

問題なくこなせると思ってるよ。
というのも弥生賞はスローで流れることが多く、ある程度の位置を確保したいレースで、タスティエーラは先行できるタイプ。加えて長く脚を使えるクチでもあるし、舞台適性は高いかな。
不安点を挙げるとすれば、前走が共同通信杯だったこと。過去10年では4頭が共同通信杯から参戦して馬券内なし。それにタスティエーラは前走で賞金加算を目論んでいただけに、弥生賞を使うプランは想定外だったと思う。

前走で仕上げていたこと、そして間隔が詰まっていることも課題となりそうですね。
皆さん、タスティエーラは仕上がりがポイントになりそうですよ!
(昆貢厩舎/横山典弘騎手)

続いてはGI・ホープフルSで7人気2着だったトップナイフです。今回は人気に押されそうですが、いかがでしょう?

安定して上位争いに加わってくるタイプだけに、有力候補の一頭であることは間違いないかな。
先行して2勝を挙げているし、前走2着もハナを切ってあわや押し切りのシーンを作ったように、自分のリズムで競馬できることは強みだ。

前走は鞍上の絶妙なペース配分も目立ちましたね。


そう、ペースが見事だったね。逃げてラスト3Fまでマイペースに持ち込めたことで3着キングズレイン以下を封じ込めた。レースセンスの高さは常に武器だ。
ただ、今回も同じように持ち込めるかは微妙で、仮にトップナイフが逃げて他馬が早めに動くと苦戦するかもしれない。

ではトップナイフが控えることは考えられますか?

十分あり得るね。まずトップナイフは現時点で皐月賞に出られる賞金を獲得している。トライアルの弥生賞を全力で取りに来る立場ではないから、違った戦法を試して本番に繋げるパターンは想像できる。
それに2走前のGⅢ・京都2歳Sでは6番手から競馬して2着に好走。しかも4角で他馬から外に振られるロスがあってのアタマ差2着だから、スムーズなら勝っていた可能性がある。

控えても十分に力を発揮できるということですね。

うん。どんな競馬にも対応してくるタイプだけに、抑えには入れておいた方が良いかな。
ただ繰り返しになるけれど、今回は全力で勝ちにいかなくても良い立場ということは頭に入れて予想するべきだね。
弥生賞[GⅡ]
今が買いドキ!塚越の推奨馬

ではツカゴシ君のおすすめを聞こうか。

はい!冒頭でも言いましたが、今回の弥生賞は穴馬を狙うので、ぜひ最後までご覧ください!
(斉藤崇史厩舎/B.ムルザバエフ騎手)
先行でき、小回り中山に適性抜群なセッションに期待します!
まず新馬戦と2戦目で抜群のスタートを見せたように、位置を取りに行ける魅力があります。特に2戦目ではハナに立ちマイペースに落とし込むと、ラスト3Fを11.7→11.3→11.9秒にまとめ逃げ切り完勝。しかも直線ではほとんど逆手前で走っていて、良化の余地を残しながらの勝利でした。
前走は枠の差で内の馬がハナを取り、2番手からの競馬。セッションにとっては分が悪い瞬発力勝負となり、上位2頭の切れ味に屈しての3着でした。瞬発力よりも持久力が武器なタイプで、前走は持ち味を活かせずの内容でしたから悲観は不要です。
今回は中山2000mのGI・ホープフルSで単勝90.6倍のドゥラエレーデを2番手から勝ちに導いたムルザバエフ騎手を鞍上に迎えての一戦。ムルザバエフ騎手の来日以降、4角4番手以内で回ってきたときの成績を見てもらいましょう。
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4角4番手以内時
【17-8-5-25/55】
勝率30.9% 連対率45.5% 複勝率54.5%
ご覧のように抜群の成績で、さらに重賞に限ると4角4番手以内が4回で勝率75.0%、連対率100%なんです!
ホープフルSで僕が推奨して輝いてくれたドゥラエレーデ(14人気1着・単勝90.6倍)の感動を再び期待します!


セッションとはまた人気薄を狙ってきたね。
今回は回避した馬が多いけれど、セッションなら十分配当を見込めそうだし、ドゥラエレーデの時と同じく楽しみだね!

境さんも先週の中山記念でドーブネ(7人気3着)、阪急杯でアグリ(2人気1着)を評価されていましたから、今週の予想も期待してます!
ということでここまで、波乱含みの弥生賞を見ていただきましたが、競馬JAPANでは去年、多数メディアで活躍中の水上学さんが◎アスクビクターモア(3人気)から△ボーンディスウェイ(9人気)も逃さず、3連単2万5180円を見事に仕留めました!
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[2022年]水上学の弥生賞・最終結論
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1着◎アスクビクターモア(3人気)
2着▲ドウデュース
3着△ボーンディスウェイ(9人気)
3連単2万5180円[的中]

1人気で後のダービー馬ドウデュースを差し置いて、3人気のアスクビクターモアに本命◎を打って見事に1着。
人気薄のボーンディスウェイにもキッチリ印を回していたあたり、正確に実力と適性を見切っていた証明だよね。

血統傾向に加え、アスクビクターモアが持つ脚質の自在性や過去レースの内容まで指摘しての本命でしたから、さすがの一言でした。
今年は例年以上に難解な分、さらなる高配当も期待できます。ぜひ一度競馬JAPANをご覧頂き、皆さんの予想により一層切れ味を加えさせてください!
もちろん去年大的中の水上さん&先週重賞2鞍W的中の境さんによる弥生賞の最終結論をチェックできますよ!

最後までご覧いただきありがとうございました!
次回は金鯱賞の出走馬&有力馬ジャッジを3月5日(日)に公開します。お楽しみに!