1月28日(日)、東京競馬場で行われる第32回根岸ステークス(G3)(4歳上 国際 指定 別定 ダート1400m)の枠順が確定した。
舞台となる東京ダート1400mはペースが緩みにくく、最後の直線も長いことから、スピードだけではなくスタミナと末脚の持続力が問われる。実際東京ダート1400mが舞台になってから、逃げ切ったのは05年のメイショウボーラーのみ。同馬は続くフェブラリーSも勝ったように、圧倒的な力がないと逃げ切りは至難の業。関東圏のレースだが関西馬が9年連続勝利、そして7年連続で1~3着を独占と関東馬を圧倒している。関東勢の巻き返しなるかもレースの見所の一つと言える。
現役ダート馬でも屈指の末脚を持つカフジテイク(牡6、栗東・湯窪厩舎)は、4枠6番に決まった。前走チャンピオンズCではスローペースにも泣かされ7着だったが、ダート1400m以下での20戦中12戦で上がり3Fメンバー最速の末脚を繰り出しており、3戦3勝と得意の東京ダート1400mで連覇を目指す。
キタサンブラック、コパノリッキーを輩出したヤナガワ牧場が送る新たなエース候補・サンライズノヴァ(牡4、栗東・音無厩舎)は5枠8番。前走も内の狭いスペースからしぶとく伸びているが、3走前に出遅れながら前をまとめて差し切ったこの東京ダート1400mこそ、この馬の真価が発揮される舞台と言える。
実績馬ノンコノユメ(セ6、美浦・加藤征厩舎)は8枠14番に入った。去勢以降まだ馬券圏内がないが、持続力ある末脚は東京コースと相性ピッタリ。今回はキャリア初となる1400mに、内田博幸騎手との初コンビでの参戦となる。初物づくしのレースとなるが、百戦錬磨のジョッキーが新味を引き出せるか要注目だ。
前走チャンピオンズCで8着ながら上がり3Fはメンバー中最速だったキングズガード(牡7、栗東・寺島厩舎)は5枠7番、前走1着で勢いに乗るアキトクレッセント(牡6、栗東・清水久厩舎)は2枠2番、古豪ベストウォーリア(牡8、栗東・石坂厩舎)は8枠13番に決まった。
地方から参戦のブルドッグボス(牡6、浦和・小久智厩舎)、ラブバレット(牡7、岩手・菅原勲厩舎)は、いずれも7枠の11番と12番に決定した。根岸ステークスの発走は15時45分。枠順は以下の通り。
※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記
1-1 イーデンホール 56
(牡6、栗東・中内田、田辺)
2-2 アキトクレッセント 56
(牡6、栗東・清水久、荻野極)
3-3 ブラゾンドゥリス 57
(牡6、美浦・尾形和、丹内)
3-4 マッチレスヒーロー 56
(牡7、美浦・金成、吉田隼)
4-5 ノボバカラ 56
(牡6、美浦・天間、北村宏)
4-6 カフジテイク 57
(牡6、栗東・湯窪、福永)
5-7 キングズガード 57
(牡7、栗東・寺島、藤岡佑)
5-8 サンライズノヴァ 56
(牡4、栗東・音無、戸崎)
6-9 モンドクラッセ 56
(牡7、美浦・清水英、柴田大)
6-10 サイタスリーレッド 57
(牡5、栗東・佐藤正、石橋脩)
7-11 ラブバレット 56
(牡7、岩手・菅原勲、松岡)
7-12 ブルドッグボス 57
(牡6、浦和・小久智、岩田)
8-13 ベストウォーリア 58
(牡8、栗東・石坂、C.ルメール)
8-14 ノンコノユメ 58
(セ6、美浦・加藤征、内田博)
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