今年もやってきました、夏競馬!
「夏は競馬はお休み」
「夏競馬って、低レベルのレースばかりで面白くない」
そんな“誤解”をお持ちの方、いませんか!?
とんでもない!
夏競馬は、競馬好き、
特に馬券好きのファンにとっては
絶対に見逃せない大事な開催。
ここでは、そんな夏競馬で勝利を掴むための
ポイントを3つ選びました。
たった3箇条、
されど必見の3箇条。
これだけ知っておくだけで、
馬券の回収率は飛躍的に向上することでしょう!
2020夏競馬をアツくする簡単、便利な攻略法をどうぞ。
狙いは3歳馬!
特にダート中距離&下級条件は積極的に狙いましょう
降級制度最終年データ
2018年 | ||
---|---|---|
着別度数 | 勝率 | 単回率 |
7-8-4-64/83 | 8.4% | 38.0% |
2019年 | ||
着別度数 | 勝率 | 連対率 |
12-12-9-82/115 | 10.4% | 119.0% |
(※データはダート1700~2000mの3歳馬集計) |
降級制度の廃止により、3歳馬の活躍が飛躍的に向上したのがダート戦。
特に下級条件の中距離戦では前年と比較しても段違いの好成績を収めています。
降級馬のいない条件戦、4歳以上の馬は春シーズンに山ほどあった
同条件で勝ち切れなかった馬ばかり。どうしても層は薄くなります。
それに対して、春シーズンの3歳限定のダート戦は、施行数も古馬に比べて
多いとはいえず、必然的に強い馬が揃ってハイレベルになりがち。
層の薄い古馬に対して、これまで質の高いレースを走ってきた3歳馬。
これに斤量差が加われば、どちらに利があるかは明らかでしょう。
降級制度が廃止されたことにより、総じて条件レベルの3歳馬はかつてより好結果を残すことが多くなっていますが、その中でも明確な根拠のあるダート中距離戦の好成績は、馬券にも直結する大事なポイントになります。
去年も多数の的中実績がある条件ですので、
今夏も目が離せない勝負が連続するでしょう!
夏の小倉攻略
ポイントは芝にアリ!
1800m戦は先行馬を要チェック
小回り小倉の芝中距離は、主に1800と2000の2鞍が組まれます。
この2つの距離はたった200mの違いながら、
レースの流れは全く違ったものになります。
芝1800mは、スタートしてから最初のコーナーまでが短く、
しかも序盤は上り坂が続くため極端なハイペースになりづらく、
平均的なペースで流れやすくなります。
その結果として、圧倒的に有利なのが先行脚質の馬。
過去に前付けして速い上がりを使って好走したことのある馬。
近2走くらいで先行経験のある馬が人気を問わず狙い目になります。
夏の小倉はラップ予想の本領発揮の場。
つまり、ラップ予想家の今川秀樹にとっては、
夏競馬の勝負ドコロへと化けるのです。
近走着順を気にし過ぎずない!
北海道シリーズで生きる個性を
事前にキャッチしましょう
夏競馬といえば、やはり皆様の注目も
北海道シリーズに向けられることでしょう。
東西トレセンを離れた現地滞在により、
これまでと全く違った競馬を見せる穴馬多数!
さらに、ジョッキーの戦略力がストレートに結果に繋がる
コースレイアウトから、乗れているジョッキー、乗れていないジョッキーを
正確に把握することで的中率も向上。
また、JRAの全競馬場の中で、
唯一、オール洋芝で行われるのがこの北海道開催。
一時は洋芝らしからぬ高速決着が増えたものの、これも17年までの話。
実は、18年、19年の2年間と16、17年の2年間に関して平均決着時計を
比較すると、2000で約0.5秒ほど18、19年シーズンの方が
遅くなっているのです。
主場開催とは明白に異なった特殊な適性が求められる北海道シリーズ。
近走着順が悪い馬でも、適性を武器に大きくパフォーマンスを上げられる。
そして、それを事前に察知することで、大きな馬券を仕留めることができる。
毎年、夏競馬の中でも特に北海道シリーズに重点を置いている今川秀樹、
そして、北海道を根城に競走馬を生産、育成している「大物生産者」。
特にこの2人の活躍から、今年も目が離せません!
ここも3歳馬に注目
函館芝1200mの1~2勝クラスは
3歳馬を狙いましょう
降級制度最終年データ
2018年 | ||
---|---|---|
着別度数 | 勝率 | 連対率 |
4-3-6-41/54 | 7.4% | 13.0% |
2019年 | ||
着別度数 | 勝率 | 連対率 |
13-4-4-38/59 | 22.0% | 128.9% |
降級制度の廃止により、3歳馬の成績が飛躍的に向上したもうひとつの条件が、函館芝1200m。1~2勝クラスでは、出走数がほとんど変わらないにもかかわらず、3倍近く勝利数が伸び、連対率ベースでも倍以上の成果を挙げています。
新馬戦といえば
シバタクさんの出番!
6月から始まる全てのレースを見逃していけませんよ!
実戦経験のない馬が集まる新馬戦。
予想ファクターが少ないため一般ファンの方には
敬遠される方も少なくないでしょう。
仮にチャレンジしてみても、調教時計や血統など、
使えるツールは新聞に載っている誰でも手に入る基礎的要素だけ……。
しかし、そんな状況だからこそ、
新馬戦はプロとアマチュアの差が開く、
すなわち、〝知っている者にとっては、これ以上ない儲け所”
になるのです。
競馬JAPANの新馬予想といえば、トレセン取材を続けること30年以上、
「馬と話せる男」とさえ言われた相馬のエキスパート「柴田卓哉」。
19~20年シーズンでは、新馬戦を67鞍提供し、
総合回収率103.48%と堂々、プラス回収を達成!
一般ファンが難しいと敬遠する新馬戦において、
これぞ新馬の鬼!と唸る高い精度と勝負術を如何なく発揮してくれました。
最近の新馬戦は、早期入厩、早期デビューが常識。
クラシックを狙う素質馬が夏競馬でデビューすることも少なくない。
いかに早い時点でトレセンにおいて“光る”2歳馬を見つけらるか、
どれだけ深く育成段階の情報を入手できるかが馬券の成否に直結する。
残念ながら、育成牧場にもトレセンにも足を運べない
一般ファンには難しい問題だろう。
しかし、だからこそ、我々プロフェッショナルが
懇切丁寧にエスコートしなければならない。
多くの人にとって難問だからこそ、獲れる馬券の破壊力は大きい。
今まで新馬戦から目を背けていた方、
是非、今年は私と一緒に新しい競馬のステージを
体感しようではないか。
特注騎手
横山武史騎手
本年30勝
(5/17終了時点)
デビューから4年。毎年着実に勝ち星を重ね、
今年はフローラSで待望の初重賞制覇を達成!
名手横山典弘の実子という立場から、
何かとプレッシャーの掛かる立場に苦しんだ時期もあったようですが、
特に今年に入ってから父親譲りの大胆な騎乗が目立っています。
オークス参戦を目前にしながら、無念の騎乗停止という
不本意な形で春シーズンを終えているだけに、
今年の夏競馬に賭ける思いは並々ならぬものがあるはず。
特注厩舎
吉岡辰弥厩舎
本年6勝
(5/17終了時点)
代表管理馬
カルヴァリオ
角居厩舎の番頭格として幾多のGⅠ馬に携わり、
今年、ついに調教師として実戦デビュー。
その手腕が確かなことは、
既に6勝を挙げている(5/17終了時点)ことからも明らか。
しかも、その中身が素晴らしく、前走凡走馬を一変させたかと思えば、
順番待ちの馬も手堅く勝たせ、
また、地方からの出戻り馬でも勝ち星を挙げるなど実に多彩。
スタッフとの連携を上手く取り、
名門厩舎で培った育成技術と相馬眼を如何なく発揮しています。
おそらく、数年後には栗東のAランク厩舎として
大レースにも名を連ねることでしょう。
その足掛かりになりそうな2020年夏。要チェックです!
春競馬でも存在感を示した横山武史ジョッキーは、
小回りコースの乗り方も非常に上手く
昨年も夏競馬で頭角を現していましたね。
吉岡厩舎はパッと見の数字は目立ちませんが、
中身が非常に濃いので馬券を買う立場としては非常に心強い。
さぁ夏こそ馬券勝負の時です。
ご購読いただいた「勝利への3か条」を心に刻み、
競馬JAPANと共に乱獲の夏を満喫しましょう!