
皆さん、夏競馬の到来です!今回は函館競馬場、札幌競馬場の攻略ポイントについて、馬券ファンタジスタ・今川秀樹さんに解説してもらいます。夏の北海道で万馬券ゲットしたいという方は、ぜひ最後までご覧くださいね!



それではまず、6月からスタートする函館競馬についてです。今川さんは去年のSTV杯を◎ダークペイジ→○メイショウエニシア→△スマートルシーダの本線で仕留めました。馬連470円をなんと1点で的中し、3連複1320円も6点で的中!3連単3620円もしっかりゲットしました! 今川さん、見事な予想でしたね!

ありがとうございます。この時は函館競馬2週目だったのですが、開幕週が高速馬場で先行有利でした。加えてこのレースでは先行勢が手薄だったこともあり、前残り決着濃厚だと判断。逃げるメイショウエニシアを2番手から運ぶダークペイジをゴール前で交わすだけという、行った行ったの予想をしたのです。

結果は今川さんの展開予想通りになり、会心の的中となりました!


では、函館の芝1200mについて何かポイントはありますか?

開催序盤は逃げ・先行馬をマーク、ですかね。
函館は洋芝オンリーで基本的に時計を要する重い芝に分類されますが、開催序盤は芝が荒れていません。さらにコーナー角がきついため、外を回すと負担が大きい。直線も262mと短いため、内前有利になりやすいのです。

なるほど。その傾向を抑えたからこそ、先ほどの的中に繋がったわけですね。では、開催が進むとどうでしょう?

上がりを要するレースで好走してきた馬に注目ですね。
洋芝は一度ダメージを受けると、なかなか回復しません。さら芝1200mはスタートしてから3角まで上り坂で、消耗戦になりやすい。
馬場、ペース共にタフとなり、ラストはかなり失速ラップになります。去年で言うと、函館2歳Sがそうですね。


よって、上がり3Fが失速しているレースで結果を残してきた馬は、高い適性があると考えて予想を組み立てたいですね。

分かりました!


ちなみに芝レース全体に言えることはありますか?

そうですね、函館競馬場の芝は全10場で最も重い芝という点が大きなポイントです。 よって、東京や京都などの軽い芝・高速決着で実績を挙げてきた馬が人気になっていたら疑ってかかる。そうすることで美味しい的中にありつけることが多いですよ。

ありがとうございます!皆さん、今回のポイントをぜひ覚えて下さいね!



続きましては札幌競馬です。去年のコスモス賞は大物生産者?氏のプレミアム予想で◎→○→▲の完全的中となりました!
今川さん、この結果から言える札幌競馬の特徴を教えていただけますか?

ローカルというイメージに捕らわれず、東京などの大箱が得意なタイプを狙ってみる手がありですね。
というのも、札幌はコーナー角が大きく、直線も平坦。よって器用さを要求されず、速い上がりが出ることもあるんです。
実際、モリアーナは東京の新馬戦を上がり33.0秒の切れ味を発揮しての勝利。同じく東京のクイーンCでも強敵相手に3着しました。

なるほど、確かに札幌記念なんかを思い返しても納得がいきますね。東京で行われるヴィクトリアマイルを勝っているソダシやノームコア、さらにオークスの覇者であるラヴズオンリーユーも好走しました。

そうなんです。特にノームコアは札幌記念で上がり34.5秒を駆使して差し切りました。元々ヴィクトリアマイルをレコードで制したように時計勝負が得意なタイプですが、ローカルの札幌でも問題ないんです。

分かりました。
札幌の芝では東京等、大箱向きの馬を要チェック!皆さん、しっかり覚えて万馬券ゲットしちゃいましょう!



札幌競馬からもう一ついきましょうか。 今川さんは去年の札幌スポニチ賞で◎キミワクイーンが1着。馬連1560円(20%指示→312%回収)、3連複7120円、3連単2万3270円を全て的中しました。このレースは開催最終週ですが、ポイントをお願いします。

当時は開催最終週ということで、外優勢が顕著の馬場。さらにテンのスピードが速い先行勢が外枠に入ったことで、ある程度ペースが流れると想定したんです。よって、外を差してくる馬を上位に取り、的中となりました。
札幌の開催終盤は外有利になりやすい、ということを覚えてもらうと良いかと。

1~3着馬は直線の真ん中から外目を通りましたね。お見事でした!
ちなみにキミワクイーンを本命にした決定打はありますか?

1400mで結果を残してきたことですね。 というのも、開幕最終週で時計のかかる馬場では、1200m戦でも1400m以上で好走する体力が求められるんです。

なるほど、当時のキミワクイーンは1400m戦で2度勝利していましたね。皆さん、開催後半の芝1200mでは、1400m以上のレースで好走実績のある馬に注目しましょう!