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競馬特集

秋の中山 金脈ポイント指南

2024年09月03日(火)更新

秋競馬開幕!中山開催の金脈ココにアリ!

ナカノ

いよいよ待ちに待った秋競馬の開幕!と同時に、秋のGⅠ一発目となるスプリンターズSが行われる中山がスタートしますね!

今回は中山開催の馬券ポイントを、【漢の馬券伝道師・ブライアン梶田】さんに伝授してもらいます。シッカリと頭に入れて、バシバシ馬券を獲っちゃいましょうね♪

ナカノ

まずは芝から参りましょう。東スポでお馴染み、【東の金将・舘林勲】さんが馬連226.5%回収、3連単1万3330円を◎★○の大本線で仕留めた一戦を例に取り、解説をお願いします!

ブライアン

◎サクセスシュートについて、舘林さんは当時、「東京良馬場の瞬発力比べよりは立ち回りのうまさを生かせる舞台に適性が高く、中山舞台も歓迎材料」として推奨していた。

そしてレース後の鞍上、田辺は、「あまり速い脚がないので、東京の様に瞬発力が必要なコースよりも中山の方が良い」と振り返っていたな。

ナカノ

舘林さんと田辺騎手のジャッジが見事に一致していますね!

ブライアン

本馬は、中山1着(上がり35.3秒)⇒東京5着(上がり34.9秒)⇒東京3着(上がり34.1秒)という過程を経ての中山戦だったんだよな。

ナカノ

中山で勝利した時よりも速い上がりを駆使しているのにも関わらず、東京だと勝ち切れていなかったんですね。

今回の的中をお届けした一戦を見てみると、上がり34.7秒ですか...。

つまり、東京でキレ負けしていた馬の巻き返しが期待できるってワケですね!

ブライアン

そういうことだな。

直線が長く、坂の傾斜がゆるやかな東京とは異なり、直線が短く、JRA全10場で最も傾斜がキツイ急坂がゴール前に待ち受けている中山は上がりを要する。

ゆえに東京と中山では求められる適性がハッキリ異なるってことを覚えてほしい。

ナカノ

今回の◎サクセスシュートのように、春の東京で勝ち切れなかった馬が、適性のある中山で出走してきたら絶好の金脈となりそうですね♪

ブライアン

そうそう。

あと、仮に過去に中山に出走していなくても、上がりが掛かったレースで勝ち負けしていた馬がいたら積極的に狙ってみてほしい

キレッキレの脚を使うタイプとは異なり、鈍足タイプは人気になり辛いんで馬券的に美味しいケースが多々あるからな。

ナカノ

続いてはダートです。【万券ファンタジスタ・今川秀樹】さんが馬連579.0%回収、3連単2万2450円をバシッと仕留めた一戦から解説をお願いします!

ブライアン

これは今川の競馬脳が存分に発揮された的中だったなぁ。

ココはネバレチュゴーが1.8倍の断然人気だった。今川も実力はネバレチュゴーが最上位と見ていたようだが、「今回は最内枠。以前ほどテンのダッシュも速くないため、ゲートひとつで難しいレースとなりそう」として、敢えて相手に留めていたんだよ。

ナカノ

抜けた人気だったネバレチュゴーは実際に出遅れが響き、5着と敗れましたね。

一方、自信の本命◎を打ったサイモンギフトについては、「いまだに伸び悩んでいるのはハナを切る競馬ができていないから」「今回は初ブリンカー。鞍上もポジション意識の高い横山武史騎手。強力な同型も不在。久々に自分の形に持ち込めそう」として推奨していました。

ブライアン

今川の見解通りに、◎サイモンギフトはハナを切って5馬身差の圧勝。

そして注目すべきは、「強力な同型も不在」としていた点だ。

実は、中山ダ1200mは逃げた馬の成績が非常に良いんだよ。

ナカノ

中山ダ1200mって、ペースが速くなって逃げた馬が苦戦するイメージでしたけど、そんなことないんですね!コレはチョット意外ですねぇ。

ブライアン

確かにペース自体は速くなりがちだが、急流になると後続の馬たちも脚を削られるんだよな。一方、キツイペースでも行き切っちゃえば逃げた馬は簡単には止まらないケースが多い

ナカノ

そうなんですね。

今回の◎サイモンギフトのように、近走で逃げられていなくても、同型馬が少なくて、「ココは久しぶりに逃げられそう!」って馬は積極的に狙いたいですね!

ブライアン

もちろん、「展開読みは難しい」って方が多いと思う。そんな時には、ラップ分析に長けた今川を筆頭に、俺たち競馬JAPANの予想陣に頼ってくれたら幸いだ。

ナカノ

私も頼りにしていますね!

皆さん、中山ダ1200mは逃げた馬の粘り込みが金脈に化けるってことを覚えておいてください!