【京都2歳S】関西トップ3に入るインパクト!
11/29(土)京都11R
京都2歳S(GⅢ)
─本日のスーパーSH◎OT─
バルセシート
(松下武士 厩舎/C.デムーロ 騎手)
翌年のダービーの試走も兼ねて、日程の近い東京スポーツ杯2歳Sに有力馬が集まるので、小粒な組み合わせとなりがちなレース。
クラシックへの結び付きが強いとは言えず、重賞に格上げされてからの11年間でダービー馬ダノンデサイル(2年前に4着)と菊花賞馬ワールドプレミア(2018年に3着)を輩出したくらい。
それでもバルセシートにはかなり期待している。
というのもほぼ全て競馬場で生観戦している関西圏(中京~小倉) の新馬戦でトップ3に入るだけのインパクトがあったから。
そのデビュー戦は歩くようにゲートを出た後、気合いを付けられて中団へ。そこからはスムーズで4コーナーで前を射程圏に入れたときの手応えは抜群。
外目に進路を確保すると並ぶ間もなく差し切り、上がり34.8秒という数字以上の凄みを感じさせた。
快速馬だった姉レシステンシアとタイプが違うことは、調教の段階で薄々気付いていたが、まさかあれほどの末脚を使えるとは。
折り合いに難がなく距離の融通はききそうで、ここを楽勝するようなら1ヶ月後のGⅠホープフルSが楽しみになってくる。
ジャスティンビスタ
穴ならジャスティンビスタ。あまり記者が集まらない土曜日にハードに追い切って、多くの記者が見ている水曜日はごく軽目の調教にとどめるのが吉岡厩舎のパターン。
ゆえに、その能力を把握することができないままに新馬戦を迎えることが多く、重たい印を打ちづらい。
この馬も初戦は5番人気でしかなかったが、早目先頭からの押し切り。しかも、2着馬が迫れば迫るだけ自身も伸びていて全く抜かれる気配なし。
いわゆる奥がありそうな勝ち方だった。大型馬だけに完璧な仕上がりだったわけではなく、上積み次第ではアッと言わせるかも。
坂路マエストロ
須藤大和
関西本紙
グリCh出演
連載コラム
2000年、新人時代に訪れた札幌の新馬戦にて8頭立て5番人気ジャングルポケットの素質を見抜く。同馬のダービー制覇後はその相馬眼を買われ栗東坂路の調教評価を務めること約25年、現在は優馬関西版の本紙欄担当にまで登り詰める。数字にはこだわらず、あくまで自らに蓄積した名馬のイメージと重ねることにより勝ち馬を看破する芸術家肌。


