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競馬予想

柏木集保の週末重賞ストラテジー

2017年07月29日(土)更新

千直適性を示しそうなアクティブミノル

ここ5年の勝ち時計は「54秒1~3」に集中する。0秒1~2差の勝負が直線1000mとはいえ、この集中をみると、このタイムで乗り切れない馬は「通用する可能性が少ない」とすることができる。

良馬場で、複数回1000mに出走して「54秒台後半以上」の持ちタイムにとどまる馬は、チャンスは少ないだろう。

勝った馬には共通する点もある。位置取りには関係なく、だいたい「前半400mを22秒0前後-後半600mを32秒前後=54秒前後」になった馬が、勝っている。

これには理想となるモデルバランスがあり、レコードの53秒7を記録したカルストンライトオのレースの中身が、「21秒8ー31秒9」。史上2位の53秒8で抜け出した13年のエーシンヴァーゴウも、これに酷似のバランスだからである。

オープン馬なら「11秒5ー10秒0」=21秒5くらいのダッシュは楽に可能。最初の2ハロンを「22秒0」は、未勝利戦でも出現するラップにすぎない。だが、21秒5前後で飛ばし、54秒前後で乗り切った馬はいない。

本気でダッシュ(スパート)するのは、ここまでのところ、後半の2~3ハロンが正解なのである。

今年の出走馬で、すでに54秒そこそこで乗り切れる記録を持つのは、持ちタイムどおり「ダンシングワンダー、ネロ、フィドゥーシア、レッドラウダ」の4頭。前後半バランスも満たしている。

そして、おそらく54秒前後は可能だろうと推測できるのが、アクティブミノル。このアクティブミノルが注目馬。

酒井学騎手は13年のハクサンムーンで、「22秒3ー31秒9」=54秒1の逃げ切りを決めている。前半22秒3は、逃げ切り勝ちの中でもっとも緩い前半400mである。

直線1000mの経験は少ないのに、なだめて進み後半スパートの必勝パターンを最初から知っているように乗った。

前回のアクティブミノルの追い切りは自分で乗り「50秒4ー11秒6」。今回は新潟1000mを意識し全体を「51秒2にとどめて、最後を11秒4」。理想の22秒0くらいにセーブした逃げが打てそうである。

あまり著名ではない父スタチューオブリバティ(その父ストームキャット)は、英の6Fの直線競馬を勝っている。

プロフィール
柏木集保

早稲田大学政治経済学部卒業。1973年に日刊競馬新聞社に入社し、以後競馬予想を担当。U局の「中央競馬ワイド中継」の解説者としても人気を博す。血統、過去の走破タイム、ペース配分などから多角的にレースを推理し、出走馬の前評判にとらわれない独自の予想スタイルを貫いている。

柏木集保

SHUHO KASGIWAGI

日刊競馬で40年以上にも渡って看板を務める競馬界のご意見番・柏木集保が今週末の重賞レースのポイントをイチ早くレクチャー。過去データ・ラップ・血統・馬場など縦横無尽な分析でレースの核心に迫る。ここが的中馬券への最初の一歩。

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