協力:
  • Googleログイン
  • ログイン
  • 無料会員登録
  1. トップ
  2. TOP・無料コンテンツ
  3. 柏木集保の週末重賞ストラテジー
  4. 大駆けの魅力秘める南半球産牝馬
  5. RSSフィード ツイッター YouTube はてなブックマーク

競馬予想

柏木集保の週末重賞ストラテジー

2017年09月30日(土)更新

大駆けの魅力秘める南半球産牝馬

フランスは雨予報でも、中山は良馬場に恵まれる見込み。セイウンコウセイ、ネロあたりは他馬が苦にする重馬場になって欲しいくらいだが、スピードと切れ味のスプリント勝負。ほかは良馬場を望んでいる。

はっきり重馬場下手は、大跳びの牝馬メラグラーナ(父ファストネットロック)。4歳秋の京阪杯では、重馬場のため1番人気で14着に失速し、セイウンコウセイの快勝した今春の高松宮記念の渋馬場でも、10着に沈んでいる。

そのメラグラーナ、前回のセントウルSは4着止まりだが、内枠で流れに乗れず4コーナーでは後方でもたつき、凡走は避けられない状況だったが、残り1ハロン手前あたりから馬群を割って猛スパート。

レース上がり33秒7に対し、自身の上がり「32秒4」。勝ったファインニードル(好位から抜けて上がり33秒4)の0秒2差に突っ込んだ。上がり32秒4がすごいだけでなく、エンジン全開は直線の1ハロンとちょっとだった。

中山1200mでの3戦3勝を中心に、牝馬とあって直線は外に出すことがほとんどだったから、苦し紛れとはいえ、馬群を割るように突っ込んだのは、心身両面の大きな進展である。

総じてオーストラリア産のスピード型にはタフなタイプが多い。同オーナーのキンシャサノキセキが完成されて高松宮記念を連覇したのは、7歳、8歳時だった。オーストラリアの歴史的な名牝とされるスプリンター=ブラックキャビアが、25戦25勝の記録を残して引退したのは、7歳になってからだった。

快速ブラックキャビアには、Vainヴェインというちょっと古いコートマーシャル系種牡馬の血が「3×4」で入っているが、メラグラーナの祖母の父もそのヴェインである。また、快速ブラックキャビアの父方祖父はロイヤルアカデミーⅡ。

安田記念を制した香港のタフガイ=ブリッシュラックなどの父として知られるこの種牡馬は、短距離型に登場することが多いが、メラグラーナの父ファストネットロックの母の父は、ロイヤルアカデミーⅡである。

プロフィール
柏木集保

早稲田大学政治経済学部卒業。1973年に日刊競馬新聞社に入社し、以後競馬予想を担当。U局の「中央競馬ワイド中継」の解説者としても人気を博す。血統、過去の走破タイム、ペース配分などから多角的にレースを推理し、出走馬の前評判にとらわれない独自の予想スタイルを貫いている。

柏木集保

SHUHO KASGIWAGI

日刊競馬で40年以上にも渡って看板を務める競馬界のご意見番・柏木集保が今週末の重賞レースのポイントをイチ早くレクチャー。過去データ・ラップ・血統・馬場など縦横無尽な分析でレースの核心に迫る。ここが的中馬券への最初の一歩。

  • twitter
  • facebook
  • g+
  • line