日経賞は底力と重たさが要求されるレースです。その結果として欧州血統を持った馬が好走しやすく、中でも
・トニービン
・ダンシングブレーヴ
といった凱旋門賞血統が強いという特徴があります。
昨年は母父サドラーズウェルズ系のシャケトラが勝っていますし、オペラハウスも少し古い例になりますが好走馬に複数回絡んでいます。このことから、サドラーズウェルズなども含めて欧州血統全般を重視してもいいと思います。要するに、それだけ「重たい」レースだということですね。
③チェスナットコート
(父ハーツクライ)
⑤ナスノセイカン
(父ハーツクライ)
⑥ノーブルマーズ
(父ジャングルポケット)
⑩ピンポン
(父ハーツクライ)
⑫ガンコ
(母父シングスピール)
⑭キセキ
(父ルーラーシップ)
⑫ガンコが血統的にピッタリの存在。母父シングスピールは昨年の覇者シャケトラと同じで、父ナカヤマフェスタも凱旋門賞2着に道悪の宝塚記念勝ちの実績がある重厚タイプの種牡馬。血統傾向に合っていた日経新春杯でしっかり好走していることから、バイアスに忠実なタイプという点も心強いですね。
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境和樹
SAKAI KAZUKI
立教大学部法学部卒。東スポや競馬の天才で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。