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競馬予想

境和樹:穴馬券ネオメソッド

2018年04月21日(土)更新

【フローラS】重要なのは「重たさ」

動画でさらに学べる!
▼フローラSの血統ポイント▼







【日曜・東京11R フローラS(GII)】
(芝2000m 15:45発走)




sakai


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ディープインパクトが取りこぼすことが多いことも含めて、どちらかというとスピードよりスタミナに秀でた血統、軽さより重たさがイメージされるような血統が走りやすいのがこのレースの特徴。昨年も、欧州血統で道悪馬場に強いハービンジャー産駒がワンツーを決めています。

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かつて4歳牝馬特別という名前で施行されていた頃も含めて、このレースで最も好成績を挙げているのが、ノーザンテースト系保持馬。
「母父アンバーシャダイ」は、06年10人気1着ヤマトマリオン、04年5人気1着メイショウオスカルなど3頭出走して2頭が馬券になっており、「母父ノーザンテースト」も95年7人気3着ジョウノカオルコ、96年5人気1着センターライジング、09年3人気2着ワイドサファイアなどの好走例があります。

そのノーザンテースト系は、今となってはストレートに父や母父に名前が出てくることはほとんどありませんが、代わりに、父母父や母母父に入って効果的な馬券に繋がっています。本質的なレース適性が高いと言っていいでしょう。

ちなみに、このレースは道悪実績馬が走りやすいという傾向もあります。

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このことも、やはりフローラSにおける「重たさ」の重要性を示すもの。

なお、先ほど挙げたノーザンテースト系は、屈指の道悪血統としても知られています。道悪でパフォーマンスが上がるというノーザンテースト系の特徴も、このレースにおける「重たさ」の重要性を示します。

このように、フローラSでは、「重たい」馬に着目することが、穴馬指名に有益なのです。

今年のメンバーから、候補馬をピックアップ。

⑥ファストライフ
(母父チチカステナンゴ)

⑦デュッセルドルフ
(父ノヴェリスト)

⑧ラブラブラブ
(父オルフェーヴル)

⑨ハイヒール
(母母父ノーザンテースト)

⑬ヴェロニカグレース
(父ハービンジャー)

⑭ディアジラソル
(母母父ノーザンテースト)

⑯ノームコア
(父ハービンジャー)

⑥ファストライフは、イギリスやアイルランドでGⅠを制したロドリゴデトリアーノの流れを汲むスーパーホーネットを父に持ち、母父にはチチカステナンゴ。かなり欧州性の強い鈍重血統の持ち主です。
4角手前で反応が鈍くなりながら、ラストまでシッカリ脚を使えた前走を見る限り、距離の不安はないと思います。2走前にはアネモネS勝ちのハーレムラインと0.3秒差。前走も重賞で5着。相手なりに走れる個性を発揮すれば、ここでも複穴としての活躍が期待できます。

【出馬表・オッズはこちら】





プロフィール
境和樹

立教大学法学部卒。東スポや競馬最強の法則で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。

境和樹が厳選勝負レースを公開中!
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境和樹

SAKAI KAZUKI

立教大学部法学部卒。東スポや競馬の天才で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。

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