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競馬予想

柏木集保の週末重賞ストラテジー

2018年07月14日(土)更新

遅咲きの素質開花が見れそうな函館記念

骨折の長期休養、関西への転厩などで持てる素質開花が遅くなった4歳ブレスジャーニー(父バトルプラン)が、ようやく軌道に乗るチャンスを迎えた。

前回の巴賞は、休み明け、初コース、出遅れなどの不利が重なったが、大外から突っ込んで0秒1差だけ。着順は5着でも、ようやく秘める資質発揮を予感させると同時に、平坦コースへの高い適性を示した。

2歳後半、2戦目から東スポ杯まで3連勝した当時、一度も1番人気に支持されたことがないのは、おそらく父バトルプラン(その父エンパイアメーカー)の評価が関係したと思われるが、バトルプランは父と同じくアメリカ産馬であっても、ダート限定ではなく、また短距離タイプではないので最初から評価の高くなるタイプではない。

産駒のパイオ二アオブブザナイルが3冠馬アメリカンフェイロアを送ったことも関係してアメリカに買い戻された父エンパイアメーカーも、その初期の産駒バトルプランも、出走レースは8ハロン以上であり、最初にダートの短距離戦から使い始める手法を取られると、評価が下がってしまうのである。とくにエンパイアメーカーがそうだった。

ブレスジャーニーの場合は、母の父タニノギムレット、祖母の父サンデーサイレンス。ましてや3代母はダイナカールとあって、2戦目から芝の1600〜1800mで3連勝のスタートとなったから陣営の展望は正解。

たまたま骨折ブランクがあったが、素質全開はこれからだろう。エンパイアメーカー産駒も、バトルプラン産駒も、活躍するのは母方にアメリカ血統の色彩が濃い馬だけという不思議な傾向があり、これには特に理由はないが、夏の平坦コースは大歓迎に違いないという狙いができる。ブレスジャーニーはその典型になる可能性が高い。コンビで3勝しているベテラン=柴田善臣騎手の腕の見せどころでもある。

プロフィール
柏木集保

早稲田大学政治経済学部卒業。1973年に日刊競馬新聞社に入社し、以後競馬予想を担当。U局の「中央競馬ワイド中継」の解説者としても人気を博す。血統、過去の走破タイム、ペース配分などから多角的にレースを推理し、出走馬の前評判にとらわれない独自の予想スタイルを貫いている。

柏木集保

SHUHO KASGIWAGI

日刊競馬で40年以上にも渡って看板を務める競馬界のご意見番・柏木集保が今週末の重賞レースのポイントをイチ早くレクチャー。過去データ・ラップ・血統・馬場など縦横無尽な分析でレースの核心に迫る。ここが的中馬券への最初の一歩。

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