協力:
  • Googleログイン
  • ログイン
  • 無料会員登録
  1. トップ
  2. TOP・無料コンテンツ
  3. 柏木集保の週末重賞ストラテジー
  4. 関屋記念は高速馬場に注目
  5. RSSフィード ツイッター YouTube はてなブックマーク

競馬予想

柏木集保の週末重賞ストラテジー

2018年08月11日(土)更新

関屋記念は高速馬場に注目

高速の芝コンディションの今年は、1分32秒0を突破して「1分31秒台後半」の速いタイムの決着になる可能性がある。「スピード能力、レースの流れ(展開)、負担重量」にいつも以上に注目したい。

芦毛の牝馬エイシンティンクル(父ディープインパクト)は、5歳の今年6月、初めて挑戦した1000万下の芝1600mを1分32秒0で乗り切ってみせた。いつも以上に高速の阪神だったが、先手を奪って先導したレースの流れは「46秒5ー45秒5」。上がりは「34秒0」。後半に自身でピッチを上げて1分32秒0は、高速の馬場コンディションを考慮してもフロックではない。開催NO,1がオープンの米子Sの1分31秒9(46秒0−45秒9)だった。

エイシンティンクルの母方に登場する種牡馬は、母の父から順に「ストームキャット…→カロ…→キートゥザミント(祖父リボー)…→シーバード…→ボールドルーラー」。

名馬物語の中のこれらの種牡馬は、平坦のアメリカと、坂の少ないフランスで活躍した馬ばかりという共通がある。

こういう著名種牡馬が続けて配される牝系は当然、活躍馬の多い名門ファミリーであり、日本でもよく知られている。快速系の種牡馬として名高いミスワキを筆頭に、アルゼンチンのサンデーサイレンスとされたサザンヘイロー。皐月賞馬ビンゴガルーなど、ビンゴ一族の父として知られた種牡馬デュール。

エイシンティンクルの全兄エイシンヒカリ(現在種牡馬)は本物になったあと海外で重賞を2勝した。その2勝は、人気で失速したアスコット(英)に比べれば坂の威力がずいぶん少ないフランスと、坂のない香港だった。フランスの渋馬場で快走したため、重巧者などと報道されてタフなコンディションのアスコットで人気になったが、本当は快速馬であることことを日本のファンは知っていた。

エイシンテインクルは、前回も初めての出走となった格上がりの1600万条件の芝1400mを快勝。それまで逃げ一手に近かったが、好位で折り合って進み、自身「45秒3−35秒5」のバランスで1分20秒8。流れが速ければ折り合い不安が軽減され、好位でレースができることを示したから大変な進境である。

高速の平坦コースに出走するのは今回の新潟が初めてだが、快速系のスピード能力が全開する可能性が高まるだけに大きなプラスだろう。速くなると予測されると、案外、緩い流れになったりするのがレース展開だが、もしウインガ二オン、ショウナンアンセムなどが強気に出ないなら、エイシンティンクル(和田竜二騎手で2戦2勝)には、マイペースの逃げを打てる可能性が生じる。

プロフィール
柏木集保

早稲田大学政治経済学部卒業。1973年に日刊競馬新聞社に入社し、以後競馬予想を担当。U局の「中央競馬ワイド中継」の解説者としても人気を博す。血統、過去の走破タイム、ペース配分などから多角的にレースを推理し、出走馬の前評判にとらわれない独自の予想スタイルを貫いている。

柏木集保

SHUHO KASGIWAGI

日刊競馬で40年以上にも渡って看板を務める競馬界のご意見番・柏木集保が今週末の重賞レースのポイントをイチ早くレクチャー。過去データ・ラップ・血統・馬場など縦横無尽な分析でレースの核心に迫る。ここが的中馬券への最初の一歩。

  • twitter
  • facebook
  • g+
  • line