【火曜 東京11R クイーンC】
(芝1600m 15:45発走)
土曜から火曜への順延。困ったものですね。
このクイーンCは、過去の傾向を見る限り、下記のようなポイントが存在します。この辺りを重視して本命馬を決める姿勢に特に変更はありません。
ちなみに、順延によって馬の状態面がどうなるか?は気になる方が多いと思いますが、普段からパドック等で見極めているという自信がある方以外は、そんなに意識しない方がいいと思います。付け焼刃でパドック見ても、おそらく分からないでしょうから(僕もその一人です)。「デキの問題で来ないなら諦める」というスタンスでいつも通り(金額は減らした方がいいと思います)買うか、全く買わないか、ある程度割り切って臨むべきでしょう。
主催者が“日程消化”だけを考えて開催しているわけですから、我々買う側も“消化ゲームを買っているんだ”という認識は持っておいた方がいいということです。もう少し待てば、正常なルーチンに戻って正常な開催が行われるはずですから、慌てることはありませんよ。いつも言うことですが、競馬は来週もあるんだという長いスパンで見ることは、勝つために非常に大事なことです。
前置きが長くなってすいません。
クイーンCの血統テーマ
・ノーザンテースト内包馬
・グレイソヴリン系内包馬
血統的には父、母父のみならず、父母父、母母父にまで目を向けることが必要だと思います。そこまで広げて見てみると、上記2系統を内包している馬が比較的良く来ているというポイントが浮かび上がります。
【クイーンCで好走したノーザンテースト内包馬】
13年2着スイートサルサ
(父母父ノーザンテースト)
13年3着ジーニマジック
(父母父ノーザンテースト)
12年3着エクセラントカーヴ
(父母父ノーザンテースト)
11年2着マイネイサベル
(父母父ノーザンテースト)
10年2着プリンセスメモリー
(母母父ノーザンテースト)
10年3着テイラーバートン
(母父ノーザンテースト)
【クイーンCで好走したグレイソヴリン系内包馬】
13年3着イリュミナンス
(母父トニービン)
12年2着イチオクノホシ
(母父ケンドール)
11年2着マイネイサベル
(父テレグノシス)
11年3着デルマドゥルガー
(父母父トニービン)
10年1着アプリコットフィズ
(父ジャングルポケット)
10年3着テイラーバートン
(父ジャングルポケット)
08年2着ライムキャンディ
(父母父クリスタルパレス)
とまあ、こんな具合です。もちろん、該当馬で凡走した例もありますから全幅の信頼は置けませんが、トータルで見て最も相性が良いのはこの2系統だとは思います。
今年は◎7.グリサージュが狙い目だと思います。父がトライアル、前哨戦に強いことで知られるクロフネ産駒で、母母父がノーザンテースト。さらに、姉のプリンセスメモリーは2010年のこのレースにおいて10番人気2着と穴を開けています。
正直、前走の2番人気はやりすぎだと思いました。牡馬相手の朝日杯FSで0.7秒差とは言っても、そのレース自体が大したレベルではなかったと思いますし、ケツから行って脚を使っただけですからね。フェアリーSの時は完全にカモだと見ていました。しかし、その敗戦で人気が落ちるなら話は別、というより、血統的には前走より明らかに今回の方が買い材料があるわけです。それでいて人気落ち。これは馬券的に狙わない手はないでしょう。姉に続き、妹も穴馬券の片棒を担ぐのではないかと考えています。
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プロフィール
境和樹
立教大学部法学部卒。東スポや競馬最強の法則で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。
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境和樹
SAKAI KAZUKI
立教大学部法学部卒。東スポや競馬の天才で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。