◆1R 3歳未勝利(ダート1400m)
次走注目:エンドーツダ
(3人気3着)
内枠がアダになる形で、最後の直線でも進路確保に手間取る場面。モタついているうちに外の差し馬に勢いがついてしまい、結果的にはそこで勝負が決してしまった。それでも、バラけてからはシッカリと伸びており、砂を被っても問題なかったことも含めて、ダート適性を証明できたことは収穫。次走はいよいよ勝ち負け濃厚。
◆3R 3歳未勝利(ダート1600m)
次走注目:バスタキヤ
(12人気1着)
初戦で14着大敗を喫していた馬だが、立て直した今回は、ダート替わりも大幅+だったようで大変身を見せた。時計の掛かる馬場設定だったことを考えれば1.39.1秒の走破時計もかなり優秀なもので、決してフロックではできない芸当。初戦の大敗は度外視して、今回の結果を重視すべき。昇級しても一発目から楽しみが勝る。
◆2R 3歳未勝利(ダート1800m)
次走注目:サンライズアカシア
(4人気4着)
この日の京都ダートは圧倒的に逃げ馬有利。その状況を考えれば、スタートで若干安目を打って後方待機の競馬を強いられたこの馬は、その位置取りの時点でノーチャンスだったといえる。それでも、追走の格好はよく、4角でも手応え十分。外を回った分、トラックバイアスに飲まれて上位と脚色が一緒になってしまったが、これだけ差し込めれば上出来。人気になりにくいキャラゆえに、次走は馬券的に見逃せない存在になる。
◆12R 4歳上1000万下(芝1400m外)
次走注目:グランドロワ
(1人気10着)
連続開催の最終盤ということもあり、今の京都は内ラチ沿いがかなり悪くなっており、脚質を問わず馬場の3分どころより外を回ることが好走条件になっている。それを考えれば、いつも通りハナを叩いてラチ沿いを回ったこの馬は、かなり過酷な状況だったということ。失速も仕方ない。逃げ馬の大敗は度外視という格言もあるが、この手のタイプは大敗明けでもアッサリ巻き返すケースが多いだけに、コース替わりとなる次走は警戒を怠れない。
◆12R 巌流島特別(芝1200m)
次走注目:コスモペリドット
(4人気2着)
開幕週から差し馬の台頭が目立った芝1200m。先行馬は的にされる分、かなり苦しい立場だっただけに、その状況で崩れず2着と走れたこの馬は高評価が必要。1200mに限れば大崩れなく走れるタイプで、ローカル適性も高い。このまま小倉に滞在してあと一戦はできそう。その舞台で何とか押し切っておきたいところ。
◆3R 3歳未勝利(芝1200m)
次走注目:ナムラガンマン
(8人気6着)
展開自体は嵌っていたが、直線で少しモタれたのを矯正しているうちに進路がなくなり、詰まって追い出しが遅れたことが痛かった。バラけてからは脚を見せており、この一戦に関しては消化不良。未勝利なら勝ち切れるだけの脚力は持っており、休み明けを叩いた上積みが見込める次走が、ひとまず最初の狙い頃になりそうだ。