◆6R 3歳未勝利(芝1800m)
次走注目:クリムゾンスター
(5人気9着)
全体的に後手に回る場面が多かった今回。3~4角でも外から先に行かれ、直線入り口から4着馬カナロアガールに外をブロックされてしまう苦しい形。前が詰まって追い出しが遅れる場面もあり、最後は鞍上もヤメ気味だった。脚自体は持っている馬だけに、この敗戦で評価を落とすのは早計。
◆8R 4歳上500万下(ダート1200m)
次走注目:ライバーバード
(1人気3着)
結果的に差し馬が上位を占めた中、先行して最先着を果たしたのがこの馬。少し溜めすぎたところもあり、もっとスピードを活かして押し切りを狙う形なら際どい競馬になったことだろう。中山ダ1200m向きのタイプであり、この開催のうちに何とか決めておきたいところ。
◆10R 播磨S(ダート1400m)
次走注目:エテルニテ
(6人気4着)
今回が試金石の一戦と見ていたところ、強敵相手に上々のレース振りを見せてくれた。楽に運べたここ2戦と異なり、今回は超ハイペースを追い駆ける形で、砂も被らされた中、怯まず運んで直線でもシッカリ反応してみせた。明らかに本格化しており、今ならこのクラスもすぐに勝ち上がれる。
◆5R 3歳未勝利(芝1600m)
次走注目:ラシェーラ
(3人気2着)
46.9-47.1秒と淀みなく流れる平均ラップにあって、これまでと違い積極的に位置を取りに行く競馬。4角で早めに先頭を窺い押し切ろうとしたところで差し馬の強襲を屈してしまったものの、他の先行馬が全て失速している流れを考えれば最強の競馬をしたのはこの馬。次走で未勝利は勝ち上がれるはず。
◆2R 3歳未勝利(ダート1700m)
次走注目:オイシイナア
(5人気10着)
2ハロン目に10.8秒、その後もなかなかラップが緩まず前半3.5ハロン41.7秒。未勝利戦にしてはかなりキツいラップで、これはラストで失速も無理はない。スピードはある馬だけに、極端に競られない限り、いつでも押し切るだけのものは持っている。この大敗で人気が落ちるようなら、次走あたりは反発を支持する手がある。
◆7R 4歳上500万下(芝2000m)
次走注目:エレクトロニカ
(1人気2着)
スタート直後から鞍上が外に進路を取るなど、終始、馬場の良いところを選んで走らせようという徹底した意図を感じる騎乗ぶり。4角までは完璧な立ち回りだったといえるが、直線で開けた内を勝ち馬にすくわれてしまったのは勿体無い。それでも、後続は離しており、悲観する必要のない競馬。次走以降も引き続き勝機と見ていい。