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競馬予想

柏木集保の週末重賞ストラテジー

2019年03月23日(土)更新

【高松宮記念】マシーンのようなスプリンター

新中京になった2012年以降、先手を主張した馬は【0−0−1−6】。高松宮記念の中京1200mは逃げ切り至難と考えられている。

ただ、時計が速くなる中山1200mのGⅠスプリンターズSも、GⅠの厳しいペースになると逃げ切りはめったにない。GⅠになった1990年以降、中山で行われた27回中、前半3ハロン「32秒台」のハイペースになったこと13回。その猛ペースで逃げた馬は【2−2−0−9】だった。わずか2頭が逃げ切ったにとどまる(2着も2頭)。

09年ローレルゲレイロ1分07秒5(前半32秒9)
06年テイクオーバーターゲット1分08秒1(前半32秒8)

3歳の秋からパワーアップし本物になったモズスーパーフレアは、中山1200mでの逃げ切り勝ちが3回もあり、3勝すべて同一に近い時計で勝っている

1600万下   1分07秒0=「33秒2−33秒8」
OP特別   1分07秒0=「32秒8−34秒2」
GⅢ重賞   1分07秒1=「32秒3ー34秒8」

全体時計は同一に近いが、前後半のバランスは「0秒6差→1秒4差→2秒5差」も生じている。前半飛ばしすぎると、後半に響くのはどの馬も同じで先行タイプの宿命。

しかし注目すべきは、馬場差はあるはずなのに、どういうペース(バランス)で逃げても、3回も「1分07秒0〜1」で乗り切った総合力を身につけていることだ。現在のモズスーパーフレアはマシーンのようなスプリンターに育っている。前回の32秒3が目立ちすぎるが、33秒台で行けるなら後半の時計は速くなる。

硬い超高速の芝だった1990年代を含め、中山のスプリンターズSを1分07秒0より速い時計で勝ったのは、2012年のロードカナロアただ1頭。1分06秒7(自身のバランス33秒3ー33秒4)だった。すると中山1200mを、ロードカナロアより前半「1秒0」も速い超ハイペースで飛ばして勝ったモズスーパーフレアの前走も、その前の1分07秒0を2回の時計にも、抜群の価値がある。

高速の芝当時を含め、2001年トロットスターの1分07秒0が史上2位。これはモズスーパーフレアと同じ時計である。トロットスターは2001年の高松宮記念(旧中京)を勝っている。ロードカナロアは、翌2013年の高松宮記念を1分08秒1(新中京の当時のレコード)で快勝している。スプリントGⅠだから関係は強い。

穴馬はさすがにもう見放されているが、今回は馬体がシャープに見えるセイウンコセイ。1分07秒後半なら時計不足はない。2017年の幸騎手が騎乗する。  


柏木集保

SHUHO KASGIWAGI

日刊競馬で40年以上にも渡って看板を務める競馬界のご意見番・柏木集保が今週末の重賞レースのポイントをイチ早くレクチャー。過去データ・ラップ・血統・馬場など縦横無尽な分析でレースの核心に迫る。ここが的中馬券への最初の一歩。

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