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競馬予想

境和樹:穴馬券ネオメソッド

2019年05月25日(土)更新

【日本ダービー】キングマンボとオークスとの同時性

▼動画で解説!▼
[日本ダービー攻略ポイント]







【東京11R日本ダービー】
(芝2400m 15:40発走)


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色々と傾向が変わる日本ダービー。現時点では、最も重要な系統は『キングマンボ系』、特に『キングカメハメハ』でしょう。

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11年8人気3着ベルシャザール(父キングカメハメハ)、10年7人気1着エイシンフラッシュ(父キングズベスト)など、以前からたびたび来ていたキングマンボ系保持馬は、ここ2年、連続して勝ち馬の絡み、昨年は超人気薄コズミックフォースも同時好走。特に、単体血統としてのキングカメハメハは最も警戒すべき存在と言えるでしょう。

次に、日本ダービーにおけるもうひとつ注目したい血統傾向が、『オークスとの同時性』

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昨年は、オークス、日本ダービーともに、キングマンボ系保持馬2頭に、オルフェーヴル×フォーティナイナー系1頭という組み合わせ。

一昨年は、オークスにおいて唯一のキングカメハメハ保持馬だったモズカッチャンが6人気2着と好走すると、翌週のダービーでもキングカメハメハ産駒のレイデオロが勝利、さらに、オークス、ダービーともにハーツクライ産駒が絡みました(ダービーでは、14人気のハーツクライ産駒マイスタイルが3着とクビ差の4着とあわやのシーンも演出しました)。

その他、2016年は両レースをディープ産駒が制し、ともに馬券圏内に2頭以上の産駒を送り込みました。

2014年は、オークス、ダービーともにハーツクライ×母母父ダンチヒ系という配合の馬が勝利。ダービー3着マイネルフロストも父サンデー系に母母父はダンチヒ系という共通点がありました。

他にも、ともにディープ2頭にステゴ1頭という組み合わせで決着した2012年のような年もありました。なお、この年は母父ダンチヒも両レースで好走馬に絡んでいます。

このように、オークスとダービーとでは、好走血統に共通点が生まれやすいという傾向が認められます。

以前から指摘しているように、どこで同時性が起こるか事前に判別しづらいというネックがあるため、予想段階で固執しすぎるのは危険という側面があることは否定できません。

しかし、同じ3歳世代限定で行われる東京芝2400の競走。育成は元より、配合段階から同じ理屈で考えられているわけですから、その世代の頂点を決めるオークス、ダービーで血統傾向に共通点が生まれるという考え方は決して偶然ではないはず。

この考え方自体は、引き続き注意して見ておきたいものです。

キングマンボ系、特にキングカメハメハ保持馬に加え、オークスの好走血統も意識しておきたい日本ダービー。

⑥サートゥルナーリア
(父ロードカナロア)

⑦ダノンキングリー
(ディープ×ストームC)

⑩クラージュゲリエ
(父キングカメハメハ)

⑪レッドジェニアル
(父キングカメハメハ)

⑭ランフォザローゼス
(父キングカメハメハ)

⑮リオンリオン
(父ルーラーシップ)

⑯タガノディアマンテ
(母父キングカメハメハ)

⑮リオンリオンの逃走劇に一票。

父ルーラーシップがキングマンボ系保持馬で血統テーマをクリアする存在。先週のオークスで3着に入ったクロノジェネシスと同じ母父クロフネでオークスとの同時性もクリア、軽い王手飛車というヤツです。

兄ダノンディスタンス、ダノンアローダ、さらに祖母トゥザヴィクトリーという血統背景から、先行して良さが出たのも納得。2走前は瞬発力勝負、前走は持続力勝負と、異なった流れで逃げ切っている点にも注目できます。できればハナが理想。スタミナ比べに持ち込んで、有力馬の瞬発力を封じることができれば、穴を開けるチャンスは十分あると思います。

それでは皆様、良いダービーを!





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境和樹

SAKAI KAZUKI

立教大学部法学部卒。東スポや競馬の天才で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。

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