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競馬予想

境和樹:穴馬券ネオメソッド

2019年10月26日(土)更新

【天皇賞・秋】変わらぬ穴パターン

▼動画で解説!▼
[天皇賞・秋攻略ポイント]







【東京11R天皇賞・秋】
(芝2000m 15:40発走)


sakai

アーモンドアイVSサートゥルナーリアの対決が非常に楽しみな今年の天皇賞・秋。世代、性別を超えて現役最強馬を決める一戦と言っても過言ではないでしょう。

しかし、そんな中で意外に波乱決着があり得るのが、天皇賞・秋というレースの特徴。今年も穴馬にも十分台頭のチャンスがあると見ています。

天皇賞・秋は、以下に指摘する3つのポイントが重要なレース。

・ダート型ノーザンダンサー系保持馬
・マイラー的要素を持った馬が狙い目
・人気落ちのGⅠ馬よりGⅠ未勝利馬が穴を開けやすい


sakai


まずは血統面。何と言っても近年のトレンドは、ヴァイスリージェント、ストームキャットのダート型ノーザンダンサー系保持馬。

昨年も該当馬サングレーザーが4人気2着と健闘。その他、二桁人気を2頭含み、毎年のように波乱の片棒を担いでいる血統です。

sakai


マイラーと中~長距離タイプが混在するのが天皇賞・秋というレースの特徴。そうなると、どうしても中~長距離志向の強い馬に注目が集まってしまうものですが、実際はマイラータイプの方が穴期待値が高く見逃せない存在。

マイラータイプにとっては、この後にマイルCSが控えているものの、諸々の拍付けを考えればこのレースを勝つことに大きな意味があり、自然とモチベーションが高まるもの。
一方の中~長距離タイプにとっては、より賞金の高いジャパンCや有馬記念、香港国際競走など、重要なレースが控えている。この違いが結果に影響を及ぼしやすいと考えられます。

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マイラータイプの台頭と似た意味を持つのが、GⅠ未勝利馬の台頭というテーマ。

上記サンプルからさらに遡れば、09年の勝ち馬カンパニーは、このレースまでGⅠ戦で8回掲示板に載りながら、その成績は【0-0-1-11】でしたし、07年の7番人気2着アグネスアーク、06年7人気2着スウィフトカレントは、ともにこのレースがGⅠ初参戦でした。

ジャパンCは、GⅠ実績馬の人気落ちを見つけるのがセオリーのレースですが、この天皇賞・秋はGⅠ実績が不足している馬の方が楽しみが増すと言えます。

有力馬にとっては、ここが秋のビッグレース連戦の初っ端に当たることから、どうしても先々を見越した仕上げ、モチベーションになりやすい。その結果として、まだGⅠ実績に欠ける馬にチャンスが残されているという理屈です。

以上のテーマから導き出される今年の穴馬候補は……

①カデナ
(母父フレンチデピュティ)

⑤アエロリット
(父クロフネ)

⑧マカヒキ
(母父フレンチデピュティ)

⑪ゴーフォザサミット
(母父ストームキャット)

①カデナは、母父にダート型ノーザンダンサーのフレンチデピュティを持って血統テーマをクリアする存在。

一時は完全に終わったかと思わせる凡走を繰り返していましたが、今春の福島民報杯以降、勝ち切れないまでも安定して脚を使って着順も拾えるようになっており、地味ながら復調気配が顕著。能力、実績では劣る存在ですが、天皇賞・秋というレースなら、こういったタイプの馬でも穴を開ける可能性が十分にあると見ています。





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境和樹

SAKAI KAZUKI

立教大学部法学部卒。東スポや競馬の天才で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。

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