◆2R 2歳未勝利(芝1800m)
次走注目:パイネ
(2人気4着)
東京1800m戦で17頭立ての17番枠。初戦よりもゲートは出れたが、自然とポジションが悪くなってしまったのは仕方ない結果と言えよう。加えて、道中はラップの落ち込みが少ない流れとなり、動けるタイミングがない展開となったこともマイナス要因だった。それでも直線では大外に出して上がり最速マークでタイム差なしの4着。初戦に引き続いて秘める確かな走力を示す内容だった。走り自体に不器用さは感じられず、すぐに勝ち上がり好機が到来する。
◆10R 晩秋S(ダ2100m)
次走注目:ミッキーポジション
(8人気13着)
中間の稽古の動きの良さ、当日の下見所での気配から体調は良化している印象を受けたが、あまり得意とはしていない、全体の速さを求められる競馬となってしまった。そのため、後方から3~4角で上昇したものの直線ではバッタリという見せ場の少ない戦いぶり。ただ、実績に乏しい左回りコースを考え合わせれば酌量の余地はある一戦だったと思える。元々、時計要し気味の乾燥している砂状態が合うタイプで、過去の3勝も5回中山、1~2回中山で記録。体調自体は悪く映らなかっただけに、コース替わりで一変の可能性が十分にある。
◆12R 3歳上2勝クラス(芝1200m)
次走注目:ショウナンマッシブ
(6人気12着)
前半3ハロン34.8秒→後半34.5秒と緩い流れの短距離戦となったが、直線では瞬発力に勝るタイプが台頭。後半開催の荒れ気味となってきた馬場が影響していたと考えられる。その中で、近走と同様に折り合いに専念する消極的な形を取り、直線では最内から鋭く伸びてたのがこの馬。最後は詰まって追うことができずに12着に終わっているが、進路があればまったく違う着順だったと思える脚勢だった。成績以上に体調は戻っており寒さに強いタイプでもあり要警戒。