◆3R 2歳未勝利(ダ1200m)
次走注目:ペイシャハミング
(8人気6着)
勝ち馬から1.3秒離された6着で走破時計は1.13.6秒、自身の上がりタイムも38.0秒。数字的に目立つものはなかったが、スタートで遅れ気味、すぐに挟まれて態勢を崩して50メートルほどは何もできないシーンがあった。道中でも狭い最内に突っ込んで行って窮屈になる場面があり、体力も走力もかなり浪費したレース運びでの結果と受け取れる。すぐにVチャンス到来とまでは言えないが、1分12秒台で3着とも書き換えることが可能な内容。相手次第で大きく台頭できる存在だ。
◆3R 2歳未勝利(芝1200m)
次走注目:イザラ
(5人気4着)
休み明けで初コース。3ハロン通過32.8秒と中山1200m戦らしい流れになっても、しっかりと好位を確保しに行って前々で競馬ができたのは競走センスのよさを物語るもの。加えて、4角で待たされ気味、直線に入っても進路取りにかなり迷いながらの追い出しだった。結果、中途半端な競馬に終わってしまっての0.2秒差は非常にもったいない4着。このコースへの適性が高いことを示せており、中山開催中に初勝利の絶好機が訪れるはずだ。
◆8R 3歳上2勝クラス(ダ1800m)
次走注目:オーヴェルニュ
(1人気4着)
2ハロン目が11秒台、すぐに13秒台のラップに落ち着いたものの向正面では再び11秒台と緩急ある展開。この中でも好位で上手に立ち回れていたが、肝心の4角ではバテて下がってくる馬、逆に上がって行く馬の挟間に入る格好となって待たされて後退。直線に入って盛り返す脚を見せたものの外には出せずに終始、狭い位置での競馬を強いられた。それでも休養前の好戦内容、7馬身差のV劇に偽りない走力を証明できており、次走も確勝級の評価ができる。