中山6R 2歳1勝クラス
- ⑯マイネルワルツ
- 菅原明良騎手/矢野英一厩舎
母は芝の短距離馬だったが、近親にノンコノユメがいる。この馬は母譲りのスピードを生かしてのダートの短距離に出た。芝スタートもベスト、大外枠もいい。内から主張する馬がいれば見ながら折り合うこともできる。中枠に人気が集まりそうでここは妙味あり。
中山10R フェアウェルS
- ⑬スピリットワンベル
- 北村宏司騎手/牧田和弥厩舎
前に行きたい馬が揃い、差し込みの穴馬に出番がありそう。⑬スピリットワンベルは鉄砲巧者で半年ぶりの実績もある。坂コースもベターで、昇級戦の見劣り分を展開とローテで補うとみた。
中山11R 有馬記念(GⅠ)
- ⑭ヴェロックス
- 川田将雅騎手/中内田充正厩舎
GⅠは本コーナーの趣旨に沿わないところもあるのだが、夢を買う有馬記念は別。重賞未勝利は事実にしても、3冠全てに好走、坂ベターでレース巧者、かつ一族にはマンハッタンカフェやブエナビスタもいる「有馬一族」。ドイツ牝系の重厚なスタミナ型で、このレースにピッタリだ。
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水上学
MIZUKAMI MANABU
東京大学卒。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を「絶対評価」と「相対評価」に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。また多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けている。現代競馬を語る上でもはや欠くことのできない最重要人物である。現在、ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説など多媒体で活躍中。