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競馬予想

舘林勲:マル秘次走注目馬

2020年01月22日(水)更新

【次走注目・日経新春杯など】舘林勲特別監修

中山

土曜

12R 4歳上2勝クラス(芝1800m)
次走注目:ヒシイグアス
(1人気2着)
この日は降雨、降雪の影響で3~4角の内側で進み具合が悪くなる馬も出現したほど。完全に外差し有利な馬場状況となった中山芝コース。3~4角で外に壁ができてしまい最内で身動きが取れず、非常に厳しい競馬を強いられていたのがこの馬。それでもラスト2ハロン11.6秒→12.2秒の中、内からしっかり脚を使って外から伸びる馬に抵抗できたのは現クラス上位走力を示す内容だった。加えて言えば、下見所でも落ち着き増した周回で体重増。実戦でも他馬の後ろで我慢も利いて精神面、肉体面の成長も感じられた。次走も好戦が確実視できる。

京都

日曜

11R 日経新春杯(芝2400m)
次走注目:サトノガーネット
(7人気6着)
5日目のハンデ戦・寿Sで51~53キロ馬が、最終レースでは減量騎手が上位独占だったように重い馬場状態で斤量が軽い方が絶対的に有利な状況となっているのが京都の芝コース。このレースでも格上挑戦52キロのモズベッロの勝利がそれを立証している。その中、牝馬で55キロのハンデを背負い、持ち味である切れ味を削がれる馬場でも直線ではしっかり脚を伸ばしての0.7秒差は中日新聞杯の重賞Vがフロックでなかったことを証明する走りと判断できる。条件合った舞台となれば今後も常にうるさい存在となってきそうだ。

小倉

土曜

3R 3歳未勝利(芝1200m)
次走注目:リレーションシップ
(2人気1着)
馬体がきっちり締まって自身2度目の芝1200m戦。開幕馬場、3ハロン通過33.3秒の流れに余裕をもってついて行けるスピードを見せ、直線でも重心低いパワフルなフットワークで脚勢衰えずに9馬身差の大圧勝を飾った。ここまで使う条件、戦績に大きなバラつきがあるが、肉付きしっかりの馬体、稽古でそれなりの時計がでることからしても短距離向きである印象。まだ気性面に粗さは残るが、1.08.3秒は芝の最初レースだったとはいえ優秀。短距離戦なら連勝の期待ができる。

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