東スポ本紙・舘林勲監修
フェブラリーステークス有力出走馬ピックアップは
≪重賞データ・傾向と分析≫
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◆6R 3歳新馬(芝1800m)
次走注目:アルベロベッロ
(1人気4着)
5ハロン通過64.6秒の超スロー展開で馬群の内々を追走。直線に入っても馬群がバラけることなく、上がり3ハロン11.7秒→11.4秒→11.4秒という流れ。その中で進路が確保できずにほとんど追えない状態のままでのフィニッシュ。実力負けではなく単に能力を発揮できなかった敗戦内容と言える。500キロを超える大型馬で調教自体もまだまだといった状態で迎えた初戦。叩いた上積みが相当にありそうで馬っぷりのよさからも次走の前進は確実視できる。
◆7R 4歳上1勝クラス(ダ1600m)
次走注目:ペイシャキュウ
(2人気4着)
牡馬との混合戦で3ハロン通過34.7秒と速めの展開。先団直後で結構、タイトな競馬を強いられてもいた。しかも、直線では常に右前に他馬がいる形となって外には出し難い状況。一瞬、追うのを控えて下げ気味に外に進路を取ろうとするシーンも見られたが、結局は諦めてそのまま窮屈な位置。それでもゴール前で詰める脚を見せての0.3秒差は負けて強し。近走の成績通りの地力アップが成されていることを証明する走りだった。今回は東京でも戦えることを示したが、中山1800m替わりは問題ないタイプ。大きな馬体減がなければ勝機は訪れる。
◆3R 4歳上1勝クラス(ダ1800m)
次走注目:サルサレイア
(1人気3着)
外枠で出して行った割には位置を取れずに後方から。おまけに高速馬場となってしまい、向正面から直線までが12.0秒~12.1秒のラップを刻み続ける淀みない流れ。このクラスの決着時計とは思えない1.49.7秒では勝負に加われなかった0.8秒差でも酌量の余地ある3着と考えられる。一応は上がり最速マークと意地を見せており、今回は取消し明けで自身の稽古状態にも苦心の跡が感じられるものだった。普通レベルの馬場状態、決着時計なら必ずや順番が回ってくる。