[中山牝馬ステークス攻略ポイント]
牝馬限定重賞に強いキングマンボ系。この中山牝馬ステークスでも、その力は健在です。
昨年は、唯一の該当馬だったウラヌスチャームが2着と好走。その他、キングカメハメハを筆頭に人気馬、人気薄とも好走例が多いキングマンボ系保持馬。
また、15年5人気3着パワースポットは、数少ないキングマンボ系サンデーであるスズカマンボ産駒。
このスズカマンボは、キングマンボ系バイアスに乗じてパフォーマンスを上げることが多い血統(15年のチャンピオンズカップを12人気で勝ったサンビスタもスズカマンボ産駒。この馬がチャンピオンズカップを制した当時は、中京ダートに強烈なキングマンボ・バイアスが発生していました)。
このことからも、中山牝馬ステークスにおけるキングマンボ系の有用性は裏付けられます。
なお、今年に関しては、先週の中山芝でロードカナロアを筆頭としたキングマンボ系が大爆発。これも追い風になりそうなムード。
先週終了時点で4鞍施行された芝1800でも、先週の1~3着独占を筆頭に父キングマンボ系は今開催通じて好成績を挙げ続けています。
というわけで、今年の中山牝馬Sもキングマンボ系に注目して候補馬をピックアップ。
③フェアリーポルカ
(父ルーラーシップ)
⑫モルフェオルフェ
(母父キングカメハメハ)
⑭ウラヌスチャーム
(父ルーラーシップ)
⑯ロフティフレーズ
(父ロードカナロア)
③フェアリーポルカは、父ルーラーシップがキングマンボ系で血統テーマをクリアする存在。
前走の愛知杯は4着とはいえ、着差は0.2秒。外枠が堪えたという点も考えれば内容は悪くありません。
阪神、中山と力のいる芝に適性のあるタイプで、3走前の紫苑Sでは相手が休み明けだったとはいえ、あのカレンブーケドールに先着。前走からさらなる斤量減で52キロなら、十分チャンスがあると見ています。
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境和樹
SAKAI KAZUKI
立教大学部法学部卒。東スポや競馬の天才で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。