
ここ3年、続けて人気薄が穴を開けているマーチSのボールドルーラー系。

かつてはロベルト系が圧倒的な支配力を誇示していたレースで、昨年がシンボリクリスエス産駒の8人気サトノティターンの勝利。
そろそろ復活の可能性も感じるところではありますが、そのサトノティターンは母父がデピュティミニスター。11人気2着ロンドンタウンも母父オナーアンドグローリーも米国ダートGⅠ馬ですから、大枠としての米国血統重視の流れを優先すべきところ。
中でも、ボールドルーラー系保持馬は、昨年、一昨年がともに唯一の該当馬による好走。17年も僅か2頭しかいない該当馬のうち、1頭が二桁人気で勝利。
過去5年で父か母父にボールドルーラーの血を持っていた馬は、全部で5頭のみ。そのうち、3頭が人気薄で激走しているところに、高いレース適性が証明されています。
今年も米国血統、特にボールドルーラー系保持馬に注目。
⑬アシャカトブは、ボールドルーラー系シニスターミニスター産駒で血統テーマをクリアする存在。
相手は一気に強くなりますが、コース適性の高さは折り紙付きの存在。ハンデ戦で54キロで血統適性のあるレースなら一発あっても何ら不思議はありません。
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境和樹
SAKAI KAZUKI
立教大学部法学部卒。東スポや競馬の天才で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。