中京ダ1400の超ハイペース製造重賞も今年は阪神開催。週末は再び雨に見舞われる模様で、ダートは脚抜きのいい馬場必至だろう。極端な追込み脚質は下げて考えたい。
16頭立てだが、先行勢がハッキリしており隊列の想像はしやすい。ポジションを主張したいクチの中でもっとも内を引いた⑦ラプタスがハナを主張する見込み。⑭サクセスエナジーも内前が止まりにくい馬場を想定すると、鞍上は外目2番手のポジションを確保したいだろう。
間に挟まれる格好の⑫トップウイナーが外目2番手を強奪できるようならばペースがある程度上がり、イン差し組にチャンスが生まれそうだが、テン乗りという事もあり控えると見た。そうなると、能力面からも先行2頭の行った行ったがもっとも濃厚だ。
久々の57キロで外枠と、より堅実に能力を発揮できそうな⑭サクセスエナジーを中心に。ある程度オーバーペース気味でも粘れる体力の持ち主で、ココも押し切り十分だ。
(7月12(日)付、東京スポーツ掲載分)
※なお、当コラムは金曜午前段階で執筆されたものです。当日の馬場傾向を踏まえた上での最終結論◎◯▲は『競馬成駿』にてご確認ください!
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今川秀樹
IMAGAWA HIDEKI
ラップ理論のパイオニア・上田琢巳も唸る分析力を誇る、競馬JAPAN発の若手予想家・今川秀樹。6年連続で年間黒字収支を達成している男が、「配当面からも期待値の大きい馬」に狙いを定め、本当に買う価値のある◎本命馬をお届けする。