有力馬と目される馬の多数は函館スプリントS組。その函館スプリントSでは、今回断然人気が予想される①ダイアトニックが2着の⑨ダイメイフジに2馬身の決定的な差をつける完勝を収めたが、前残りの展開と絶好枠が味方したのも事実。さらに今回は最内で競馬の選択肢がかなり狭まった。捌けない不安や、雨でインが悪化する可能性を考えると、能力の高さは認めつつも、評価を下げるのが妥当だろう。
狙いは⑫ライトオンキュー。11番人気で4着だった昨年も◎を打っていたが、当時はスタート直後に内のダノンスマッシュに前に入られた事でポジションが取れず、後方から終始大外を回されるロスを被りながら0.2秒差の4着。内容は十分だった。
函館スプリントSでは休み明けで6着に終わったが、叩かれた前走のUHB賞ではトップハンデを背負いながら終始外を回る横綱競馬で完勝。この中間さらにデキも上向いている印象だ。レース当日は雨予報だが、馬場悪化もこの馬には相対的にプラス材料。逆転があって不思議はない。
8月30日(日)付、東京スポーツ掲載分)
※なお、当コラムは金曜午前段階で執筆されたものです。当日の馬場傾向を踏まえた上での最終結論◎◯▲は『競馬成駿』にてご確認ください!
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今川秀樹
IMAGAWA HIDEKI
ラップ理論のパイオニア・上田琢巳も唸る分析力を誇る、競馬JAPAN発の若手予想家・今川秀樹。6年連続で年間黒字収支を達成している男が、「配当面からも期待値の大きい馬」に狙いを定め、本当に買う価値のある◎本命馬をお届けする。