
サドラーズウェルズ一族に注目したい京成杯オータムハンデ。

昨年は5人気2着ディメンシオンが母父モンジュー、10人気3着ジャンダルムが父キトゥンズジョイでともにサドラーズウェルズ系を保持。昨年、同系統(一族含む)を保持または内包していた馬はこの2頭のみ。改めて高いレース適性を証明する結果でした。
サドラーズウェルズ一族という括りは、サドラーズウェルズ系のみならず、その全弟であるフェアリーキングの系統も含む考え方。具体的には、ファルブラヴ、エリシオ、オ―スなどが挙げられます。
18年3人気2着ワントゥワンは母父がファルブラヴ。17年6人気3着ダノンリバティは母父エリシオ。ともにサドラーズウェルズ一族を保持していたことになります。
今年もサドラーズウェルズ一族に注目して候補馬をピックアップします。
⑦ジャンダルム
(父キトゥンズジョイ)
⑧シゲルピンクダイヤ
(母父ハイシャパラル)
⑪ラセット
(父母父バラシア)
⑧シゲルピンクダイヤは、母父にサドラーズウェル系ハイシャパラルを保持しており、血統テーマをクリアする存在。
どうにもムラッ気が抜けない困った馬ですが、嵌った際の決め手は桜花賞2着の実績などで証明済み。
また、同じ中山芝1600で行われたターコイズS3着が額面以上に中身の濃い競馬。
残り3F標識の手前で外からマクリ気味に動かれ、そのせいで早めに動かされてしまいました。結果、外を回って長く脚を使う負荷の掛かる形を強いられる不本意な競馬。それで3着なら力と適性を示したと見ていいでしょう。血統的にベストと目されるここで一変してくれることを期待します。
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プロフィール

境和樹
立教大学法学部卒。東スポや競馬最強の法則で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。
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境和樹
SAKAI KAZUKI
立教大学部法学部卒。東スポや競馬の天才で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。