今年は中京芝2200mで行われる神戸新聞杯。1角までの距離が2000m戦よりも1F長くなる事でテンが速くなりやすく、その分ラストの負荷が強くなり差し馬の台頭が目立つ条件だ。トライアルとは言え、18頭のフルゲートのGⅡ戦。極端なスローは考えづらく、素直に末脚の持続力を評価したい。
狙いは⑫メイショウボサツ。全2勝を中京であげている中京巧者だが、特筆すべきは青葉賞のレースぶり。ラスト5F地点から11秒台半ばが並ぶハイレベルな後傾持続戦を、3~4角にかけて大外へ持ち出してラストまでしぶとく伸びていた。超高速馬場ならではラップ構成ではあるが、末脚の持続力に関しては重賞で通用レベルのものを示したと言っていい。差し馬が台頭する展開になれば圏内は足りていい。
9月27日(日)付、東京スポーツ掲載分)
※なお、当コラムは金曜午前段階で執筆されたものです。当日の馬場傾向を踏まえた上での最終結論◎◯▲は『競馬成駿』にてご確認ください!
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今川秀樹
IMAGAWA HIDEKI
ラップ理論のパイオニア・上田琢巳も唸る分析力を誇る、競馬JAPAN発の若手予想家・今川秀樹。6年連続で年間黒字収支を達成している男が、「配当面からも期待値の大きい馬」に狙いを定め、本当に買う価値のある◎本命馬をお届けする。