
毎日王冠は、ダート型ノーザンダンサーと1800重賞実績に注目。

まず、血統的にはダート型ノーザンダンサー、すなわち、ストームキャットとヴァイスリージェント系の支配力が高いレース。
昨年は母父ストームキャットのダノンキングリーが勝ち、2着にヴァイスリージェント系クロフネ産駒のアエロリットが入りました。そのアエロリットは、18年の勝ち馬でもあります。
17年は3人気1着リアルスティール、5人気2着サトノアラジンと母父ストームキャットのワンツー決着。16年の勝ち馬ルージュバックは、母父がヴァイスリージェント系のオーサムアゲイン。15年の勝ち馬エイシンヒカリは母父がストームキャットでした。
これは天皇賞・秋でも共通するテーマなので、この時期の東京芝全般に通じるテーマと考えていいでしょう。

もうひとつのテーマは、今回と同じ1800の重賞実績。
特に同舞台の東京芝1800重賞(エプソムC、共同通信杯など)の実績はかなり重要。昨年の勝ち馬ダノンキングリーも、共同通信杯勝ちの実績がありました。
血統的にはストームキャット、ヴァイスリージェント系。あとは1800重賞実績を持った馬に注目。
①コントラチェック
(フラワーC勝ち)
②ワンダープチュック
(母父ストームキャット系)
⑤ダイワキャグニー
(エプソムC勝ち)
⑧サトノインプレッサ
(毎日杯勝ち)
⑩カデナ
(母父フレンチデピュティ)
⑩カデナは、母父がダート型ノーザンダンサーのヴァイスリージェント系フレンチデピュティ。1800重賞の小倉大賞典勝ちの実績もあります。何とか馬場をこなしてくれれば、上位進出の可能性はあるはずです。
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境和樹
SAKAI KAZUKI
立教大学部法学部卒。東スポや競馬の天才で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。