
スワンSは、米国血統の重要性が高いレース。

昨年、前年に続く2着と好走したモズアスコットは、母父ヘネシーがストームキャット系。
そのストームキャット系、ヴァイスリージェント系といった「ダート型ノーザンダンサー」を中心に、米国血統を持った馬が好走するのが、スワンSの特徴。
ダート的な馬力と持続性能が問われるレース。特に今開催の京都芝は、開催前半から雨の影響を受けて馬場が荒れています。例年以上にダート的な馬力は重要になるでしょう。
今年の候補馬は……
③ロケット
(母父マリアズモン)
⑥シヴァージ
(父ファーストサムライ)
⑫プロディガルサン
(母父ストームキャット)
⑭アルーシャ
(母父タピット)
⑥シヴァージは、父がストームキャット系ファーストサムライ。
末一手で馬場と展開を選ぶ馬ですが、時計の掛かる外差し馬場という今の京都芝はピッタリの設定。ダートで4勝を挙げているという点も、今の馬場を考えればむしろプラスに働くでしょう。
【出馬表・オッズはこちら】
「競馬成駿」はコチラ!


境和樹
SAKAI KAZUKI
立教大学部法学部卒。東スポや競馬の天才で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。