◆3R 2歳未勝利(ダ1300m)
次走注目:ボルゲリ
(1人気3着)
意外とタフな展開になってラスト2ハロンは13.3秒秒→13.9秒。初ダート戦としては厳しい競馬となった。その中で好発を決めながら控える形を選択。砂を被る形になって多少、頭を上げ気味になるシーン。直線でも斜め外前の馬に寄られがちとなり、気分良くは走れない状態だった。
それでも最後まで闘志を失うことなくしっかり脚を伸ばしての3着フィニッシュ。勝ち上がりに十分な走力を持っていることとダートが能力発揮の支障とならないことを示しており、初勝利のチャンスはすぐに訪れる。
◆12R 3歳上2勝クラス(ダ1400m)
次走注目:スエーニョブランコ
(1人気2着)
キャリア4戦で昇級初戦。同型馬がいるメンバー構成だったが好スタートを決めて2番手に抑える形に。直線では勝ち馬に早めにかわされたが、最後まで脚勢が大きく鈍ることはなくしっかりと2着を確保した。
前走の勝ち時計から人気に推されたが、良馬場の今回でも1分23秒台の走破。負けとはいえ後続を5馬身も離した走りは支持通りの実力があることの証しと言える。加えて、この距離では3戦すべてで好時計走破。このクラスもすぐに突破できるスピードを持っている。
◆9R 3歳上1勝クラス(芝2000m)
次走注目:ジャルジェ
(7人気2着)
キャリア3戦。蟻洞で休養期間も長くなってプラス18キロ。速い稽古時計を出せていなかった状況で、下見所でも歩様にスムーズを欠く仕上がり状態だった。実戦ではテンから無理をさせずに自分のペースを守ってじっくり追走。3角手前からジンワリ上昇し、直線でも早めに手応えが渋くなりながら最後までしぶとく脚を伸ばした0.1秒差は立派な内容だった。
2戦目の芝2000m戦での勝ち上がり。すぐに忘れな草賞に挑ませている能力は現1勝クラスでは上位ランク。順当良化が見込める次戦は首位有力。